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妄想は認識という言葉の不理解から……… イン
今見えているものは
確かに事実かもしれない
しかし自分の認識が違うと
違った事実が見えてくるというのも
人は知っている
見える現実ははるか昔から同じだったのに
古代と現代で世界の認識が違った
ガリレオがいなければ世界はどうなっていただろう
だから認識が変わると世界は変わる
認識というのは非常に大切
妄想に取り込まれるのは認識をあいまいにするから
認識の存在さえもあいまいに
認識は価値観を形成するその判断基準みたいな
何かの形式なのだとするなら
認識の形次第で価値観つまり世界は変わっていく
人の見方で世界はいくらでも歴史上変わってきた
見方によって世界は絶望にもみえるし希望にもなる
そんな単純なことにも人は答えをもっていない
しかし意識して理解して認識の大切さを
もとめていくなら人はそこで
認識の奥にあるある種のものに出会えるはずだ
世界の仕組みみたいな何かに