エピローグ ルシファー
今日の夜もお母様に二週間で起こったことを報告した
俺はというとカイトとユーディアスが奴らが呆れるくらいバカだと言うことをお母様に話していた
「でさー、ユカイコンビさー、ほんっとデリカシーの無いバカで」
「ふふ、でも二人と仲直り出来て良かったわねレオーネ」
「まぁ・・・うん」
お母様のその問いに、俺は嬉しそうに頷いた
「それで・・・どの人が良いの?レオーネの良いぶりだとやっぱり幼馴染二人とアレクさんかしらね」
「グレンさんは今は普通ね、これからに期待ね」
「サディスさんは・・・ちょっとねぇレオーネを泣かしたのはマイナス点ねぇ・・・しかもルーデウス絡みがねぇ・・・・」
お母様は婚約者候補の内が誰が良いか、聞いてきました
ていうか、勝手に品評まで始めるし・・・多分俺の護衛を選ぶ時もこうだったんだろうな・・・
「俺は結婚しないって言ってるでしょ」
俺はお母様に三度、結婚しない宣言をする
「まぁまぁ、でも皆レオーネにとってもう敵でもないし、嫌いじゃないんでしょ?」
しかしお母様だって負けてなかった、その質問の仕方だと・・・
「それは・・・まぁ、そうだね・・・まだ三人は友達未満だけども少なくても戦う時背中なら預けられるかなって・・・」
もう皆嫌いじゃない、そう肯定的な意見をだすしかなかった
お母様も人が悪い
「もう、堅物ねぇ」
「そこはお父様に似ました」
俺は胸を張って答える(Aカップ)
お父様と一緒なんて死ぬほど嫌だけど
「こらこら、胸はって言わない」
そんな俺に呆れて苦笑してツッコミを入れた
「でもお母様、最近体調が回復して俺も嬉しいです」
「そうね、あと少し回復したら公務にも戻れるわね」
そういえば最近お母様の体調が回復傾向にある
「そしたら絶対、俺がお父様からお母様を守ります」
「そこまでしなくて良いって言ってるのに、まったくもう」
このままいけばベットから動けるくらいに回復するらしい、良い傾向だ
きっと神様は俺達のことを見放さなかったんだろう
「母体としてももう閉経したおばちゃんみたいなもんだから、ルーデウスもきっと無理させないわ」
お父様を頑なに信じようとするお母様に対し
「それはどうだか」
俺は呆れた口調でため息交じりに言う
「まぁ、おやすみなさいレオーネ・・・明日も良い一日になることを神に祈って」
「うん、じゃあおやすみなさいお母様」
俺はお母様へおやすみなさいをして、部屋を後にする
きっと明日も変わらぬ日常が来ると信じて・・・
それはお母様と別れ、自室に戻る最中の出来事だった
「誰だ!」
俺は急に、背後に気配を感じて振り向くが
そこには誰もいない廊下があるだけだった
「気のせい・・・?」
気のせいかと思い、振り返る
だけど・・・
「こっちだよ、近くで見るとより可愛いね」
「な!?」
いきなり目の前に男が現れた
その男は、蝙蝠のような羽が生えて黒色の先端がハートの形になってる尻尾が生えていた
「お前魔族か!しかも高位の魔族・・・こんな場所に何しに来た・・・誰か暗殺か・・・」
言い切る前に目の前の魔族は、俺の手を掴んで頬を鷲掴みにした
これが高位の素腕力・・・まったく振りほどけない・・・・・!
その力はサディスにされた時以上の力、恐怖とプレッシャーで身をよじることも出来ない
そして魔族の彼は・・・
「ちょっと興味があってね、本当にキスしたら女の子になるのか試してみたくてさ」
レオーネにキスをした
「んぅ!~~~~!」
無理やりキスされ、抵抗しようにも両手は掴まれ身動きできず
口をふさがれてるので喋ることもできず
ただ声にならない呻き声をあげるだけだった
しかも、彼は俺の口の中に自分の舌をねじ込んできた
俺の舌を舐めとるようにして、凌辱して辱めてくる
しばらくして
ようやく魔族の男との嫌な接吻行為が終わった
「んんぁ!?はぁはぁ・・・・」
キスした口からは、自分のか彼のかわからない唾液が垂れていた
気持ち悪くて服の袖で体液をはらい拭った
俺の体は男とキスをした影響で体が光り
体を男の子の体に変わっていく感覚が感じられた
これって・・・魔族でも適用されるのかよ・・・・
「何をする!クソ、放せ!」
俺は自由になった口で、罵倒してやったが彼はそんなのどこ吹く風で飄々とした態度を崩さない
「あはは、すごいすごい本当に光って女の子になっちゃった!その姿も可愛いね」
そう言うと彼は、俺が女になったことを確かめるように陰部に指を這わせてきた
・・・でもこれはチャンスだ、今なら片手使える
「そこ・・・さわる・・・なぁ!」
俺は奴の顔面目掛けて拳を放つが・・・・
「怒った顔も可愛いしー、これは本格的に僕のものにしちゃおうかな」
俺の拳はあっさりと受け取められてしまった
だけど、諦めない
拳を囮に、今度は彼の脇腹目掛け勢いをかけミドルキックをするが
これも後ろにとんでよけた彼によけられてしまった
だけど・・・これで距離がとれた
後は何とか助けを呼びにいければ・・・・
そう考えてる時だった
魔族の男は急に・・・
「自己紹介が遅れたね、僕の名前はルシフェル・・・君達が言う魔王の息子で魔界貴族さ」
「今日はただの挨拶、レオーネ君と争う気は無いよ」
自己紹介を始め、争わない宣言をして
「ああ、これはついでに予告だけど・・・明日この国は・・・終わるよ」
「君のお母さんは僕のママでもあるからね、ははは!」
「え・・・・・」
意味深な言葉を残し消えていった
そういえば彼の名はルシフェルと言っていたな・・・
明日国が終わる・・・?
俺のお母様がルシフェルのママ・・・?
ルシフェル彼はいったい何者なのか?
分からないことだらけだった
でもただ一つ言えることはあった
それはルシフェルが魔族で敵として今後現れるだろうということだ
マテリア王国の屋根に立つ浅黒い肌の角の生えた壮年の男性
名をハーデス
「ルシフェルの奴・・・余計なことをしたな」
「セシリィ・アシェル・・・そしてその娘か」
彼の名は冥府の魔王と呼ばれる者
ルシファーの父親であり
かつて、ルーデウスと戦い敗れた者
彼もまた自分より強い子供を産む母体を探す者
予告
次はの4章は戦闘回になります
過去作を見てる人は分かりますが、どら焼き☆いの戦闘回は下手くそです
ハードルさげておきます




