48.呪いがかけられていました
皆様、おはようございます。
今朝もオールはジンにお説教されながら政務へ行きましたわ。
「グリ、フェン、おはよう。
今日は、あの人達が来るのよ!」
フェンの顔が、身体中からドス黒いオーラが見えるよ。
「グリは知らないよね?
私がこんな風に歩けなくなった原因の人達が来るのよ」
グリが私の足を見た時に目が光った?
「グリ、さっき目が光った様に見えたんだけど、何かあったの?」
グリの言葉にビックリです!
グリは私の足から何かを感じると言って、近くで見ると『呪い』を受けているから私の魔法が効かない様だった。
「グリは……あの時、何が起こったのかが見えるの?」
あの時の光景は見えないが、『呪い』のオーラだけは確かに見えてるようだ。
「急いで知らせなきゃ!
きゃあっ!
イタタッ!」
グリとフェンが急いで駆けつけてくれた。
「どうされまし……ココネ様!
大丈夫ですか?
誰か来て下さい!」
「メメル、私は大丈夫よ。
それより大変なの、私の足に『呪い』がかけられてるの、急いで王様達に知らせなきゃ。
私はオールに知らせに行くから、メメルは王様への報告をお願いしても良いかな?」
「畏まりました!」
メメルは頷いた後、一瞬で消えていた。
はやっ! もう居ないし。
早くオールの所に、手が震えて力が。
「主人、行くぞ!」
と言って、私とフェンはグリに掴まれて運ばれました。
「…………!!」
「…………!!」
グリが政務室へ運んでくれたのだが、オールとジンは私が運ばれる格好とスカートの中が見えてるのを見て言葉を失った。
スカートの中が見えたり見えなかったりと、ヒラヒラしながら飛んで来たから、今も丸見え状態です。
その事を私だけが知らないらしい。
ジンは私のスカートの中を見ていたが、オールと目が合い、私から目をそらした。
オールは顔を真っ赤にして、ジンと同様に目をそらしてからグリに話した。
「グリ、ココネのスカートの中が見えてるからおろせ!」
「えぇっ!
グリ、下ろして」
私の言う事しか聞かないグリ。
そんな下着の事より!
「オール、ジン!
私のスカートの事なんてどうでも良いのよ!
私の足に『呪い』がかけられているってグリが教えてくれたの。
あの時、私に何か変わった事は起きなかった?」
ジンとオールは思い当たる事があった。
「まさか、あの時の黒に近い紫色の光、二度もありました!」
「確かに黒に近い紫色だったな!」
オールとジンは、あの治癒講師?
「一度目は『発動準備』、二度目は『呪い』だ!
だがこの術を使った者は、もうこの世にいなくなってるぞ」
グリの言葉に、どういう事だ!!
と言いたげな顔で、オールとジンはグリを見ていた。
「詳しい事は、神である『シオン』に聞く事だ」
グリの言葉にオールは私を見て言った。
「謁見の間へ行こう!」
誤字がありましたら、すみません。
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