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ハーレムは目指さない!~異世界探訪記  作者: ウルカムイ
第一章 ようこそ異世界へ
23/116

『創世記』

900人を超える方が、この作品を読んでいただきました。

ありがとうございます。


 それは本ではなく、『創世記』と背表紙に書かれていたスクラップブックだった。

 パラパラとめくると、何篇かがまとめられたものだとわかった。

 前の世界でいうところの旧約聖書とか古事記ってやつだね。

 文字は直接読み取りはできなかったが、じっと見つめていると意味が分かってきた。

 時間がかかるかもしれないけど、いくらでもありそうだしね。

 じっくり腰を据えて読んでみるか。



 『最古の詩篇』 

『神ありて、何もなき大地に降り立ち、植物に名を賜り、日が落ちる

 人作りて、耕作と火与えたもうて、日が落ちる

 人弱りて、動物与えたもうて、日が落ちる

 人と動物が増え、魔を与えたもうて、日が落ちる

 魔が人と動物食らいつくさん。

 人に魔を与えて、日が落ちる

 魔と動物と人が分け住むことで、日が落ちる

 そして、すべて終わりし神が休むに至る』


 『カエストロ王朝時代』

『何もなかった大地に、神が降り立ち、植物に名を与え、1日目を終えた。

 次に人を作り、耕作と火を与えて、2日目を終えた。

 人が弱りはじめたので、動物を作り与えることで、3日目を終えた。

 人と動物が多くなり始めたので、天敵となる魔獣を作ることで、4日目を終えた。

 魔獣に人と動物のほとんどを食い尽くされたのを嘆き、人に魔獣と同じ力を与えて、5日目を終えた。

 魔獣は山奥に、人は平野に、動物はその間に住分けられたのを見届けて、6日目を終えた。

 すべてのことを終えて、神は休んだ。』


 『広く知られる創世記』

『神様が大地に降り立ち、すでに大地にあった植物たちに名と役目を授けて、1日目を終えました。

 神様はおひとりでしたので、寂しくなったので、最初に人をおつくりになりました。

 人が生きていけなかったため、畑を作ることと火を与えて、2日目を終えました。

 耕作によって得られる食べ物だけでは、人が弱ってしまうので、動物を育てることをお許しになって、3日目を終えました。

 人が増え、動物が増えたため、植物が食いつくされてしまうまでになったため、天敵となる魔物をおつくりになられて、4日目を終えました。

 今度は、魔物が人と動物を食い尽くそうとしたため、人に魔法をお与えになって、5日目を終えました。

 魔物が山に住み、動物はふもとや平原に、人が町や村に住みわけるようになってようやく落ち着くことになり、6日目を終えました。

 そして、すべてが整ったことで、神様はお休みになられました。』


 『神授教』

『神様があるとき思い立たれました。

 神様が天から大地をのぞき込みますと、たいそう気に入られた大地を見つけられました。

 すると、神様はさっそく大地に降り立ちました。

 すでに大地に草花や樹が生い茂っていましたのでひとつひとつに名前と仕事をお与えになったところで、疲れて眠ってしまいました。

 朝起きてから辺りを見回すと、神様はおひとりでしたので、とても寂しくなりました。

 そこで思いつき、最初に人種をおつくりになり、周囲に置くことを決められました。

 でも、人は地に生えているものでは生きていけなかったため、畑をつくることと火を操る力をお与えてなって、疲れて眠ってしまいました。

 人種が畑でできる作物だけでは、人種が弱ってしまうことを憂いた神様は、人種のもとに数多くの動物種をお与えになられて、疲れて眠ってしまいました。

 人種が繁栄し、動物種があまりに増えたため、草花や樹木の果実が食いつくされてしまうまでになったため、動物種の天敵となる魔物を幾多もおつくりになられたところで、たいそう疲れて眠ってしまいました。

 神様が眠っていらっしゃるとき、魔物が人種を襲い始めてすべてを食い尽くそうとしたため、人種に数多の魔法をお与えになり、一緒になって魔物を人種の住むところから追い払いました。

 そうしたことによって、魔物が山深いところに住むようになり、動物種は山や山のふもとに、人種が町や村、平原といったところに住みわけるようになって平和が訪れたことで、神様は疲れて眠ってしまいました。

 そして、神様は人種に世界をお残しになられて、神様は天へとお帰りになられました。』



 ここまで読んで、周りをふと見渡すと外が暗くなり始めていた。

 心もちうすら寒く感じたのは、日が陰ってきたから、そう信じたかった。

『最古の詩篇』、古めかしくしてみたんですが、まだまだ足りなさげです。

書きかえできる方、いらっしゃいますかね?

さらに古い詩篇として、どこかで登場するかもしれません。


古典、苦手だったんですよねぇ…(汗

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