第2話
第1話を書いてる途中に眠気に襲われ、「早く登場人物を寝かしつけて自分も寝よう」という良くわからない結論に達してまだ不慣れなのもあり思うように物語を書けてないので、この物語が続くようならいずれ書き直したいと思います!風邪引いたまま書いたこの2話も書き直します!
あ、前回の投稿が初投稿です!よろしくお願いします!
「…ん…」
ベッドの上で少女が身じろぎする。
眩しささえ感じる朝日が少女を包む。
「ん…んー…んー…」
そんな朝日に対抗するようにもぞもぞと動く。
「ん…ふぁ…はー…うーん…朝…起きなきゃ…」
少女は呟き、体を起こす。
「むー…まだ眠い…ってあれ、ここどこ?」
少女はキョロキョロと辺りを見渡す。
「…あ、私召喚されたんっだった…」
昨日の出来事を思い出して軽く絶望する。
少女の名は篠原樹里。異世界へと召喚された人間である。
「はー…困ったなぁ…とは言えやれることもないんだよねー…」
樹里は言いながら背伸びをしてベッドから降りる。
「…あっ、制服のまま寝ちゃったんだ私。そう言えばお風呂も入ってない…」
クンクンと自身を嗅ぐ。
「んー…自分では分からない自分の匂い…気になる…お風呂入って着替えたい…」
はぁ。と、大きなため息をつく。
「あの人…ベトレイユさん、起きてるかな…」
部屋のドアを開け、廊下へと出る。
「わー、改めて見ると完全に中世のお屋敷だ…」
壁に描かれた模様や所々に置かれたオブジェ。樹里にとってそれらが新鮮に映る。
「こういう所って起きたらどこ行けば良いんだろ。テレビのある部屋…いや、ないか。テレビは」
むぅ。と、少女が考えてると、二つほど離れた部屋の扉が開かれる。
現れたのは中肉中背の青年、名をベトレイユと言う。
「起きたか」
眉間を軽く揉みながらベトレイユが樹里に声をかける。
「はい、起きました。おはようございます!」
「ん…おはよう」
挨拶を交わす二人。
「あれ、何か元気がないです? ベトレイユさん。根暗なだけ?」
樹里が問いかける。
「誰が根暗だ。…いや、寝てないから疲れているだけだ」
披露が見える様子でベトレイユが返す。
「徹夜ですか。夜は寝た方が良いですよ!」
「普段は寝ているよ。昨日は調べ物があったら書斎に籠もっていただけだ」
「調べ物?」
「ああ、君を元の世界へ送り届ける方法を探していた」
「! 帰れるんですか私!」
「…いや、残念ながら逆召喚の文献は見つからなかった」
「なーんだ…」
樹里がうなだれる。
『召喚したものは死ぬまで使役する』
どの文献にもそのような事が書かれていた事を言わないのは優しさからか。
「まぁ…朝食にしよう」
「朝食! 忘れてた! 食べたい!」
樹里が元気よく返事をすると
「…何というか…図太いと言うか…適応能力が恐ろしく高いな。君は」
「そうですか?」
等とやり取りをしながら二人は食堂へ向かう。
樹里の元気が移ったのか、心なしかベトレイユの疲労が和らいだように見える。
そして食堂に入り、ベトレイユはテーブル中央に置かれたパンを手に取り樹里に渡す。そして自分の分も手に取り、
「では食べよう」
と言った。
「え、パンだけ…ですか?
「ん…そうだが…変か?」
「変というか…物足りないと言うか…」
軽く文句を言いながら樹里はパンを齧る。
「しかもパサパサ…」
「普通だと思うのだがなぁ」
ベトレイユもパンを齧る。
無言でパンを食べる二人。不意にベトレイユが
「そう言えば仕事を休むと連絡を入れた。この世界の説明がてら、街でジュリの着替え等を買おうと思ってな」
暗に『すぐには元の世界へは帰れない』と言っているようなものだが
「お外!行きたいです!お買い物!」
樹里は目を輝かせながら快諾。
「では食べ終わったら出かけよう」
「はーい!」
樹里は残り半分以下となったパンを口に詰め込む。
急いで咀嚼し、飲み込む。
「よし。行きましょう!」
「ちょっと早すぎないか!」
ベトレイユが突っ込むが、樹里は既に外に出たくて仕方がないようだ。
こうして二人は街へと出かけることになった。
仕事をしながらだと思うように時間が取れませんが次はなるべく早くに更新します!きっと!
あ、本職はゲームプログラマーです。




