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世界の全てを知りました。  作者: 霧瀧 七郎
スキル変化
1/20

ようこそセルフワールドの世界へ

初めて書いた作品なので読みにくい部分もあったりしますが楽しく読んでくれると嬉しいです。

 高校2年の秋待ちわびた日がきた。この国では、高校生になると国からあるゲームが貰える。コミュニケーションや社会性を身につけるためと言う教育の一環と学生や社会人のストレス発散の場として活躍するゲーム「セルフワールド」が貰える。 

セルフワールドは、第二の地球をイメージした世界だがモンスターいたり魔法が使えたりとファンタジーな部分もある。そしてその世界で自分のやりたい職種につき自由を謳歌する事ができる。その自由度はリアルの世界と何ら変わらない。


 そんな世界に早く行きたく俺はダイブシステムを起動した。


 途端に周りが暗くなり目の前にキャラクター設定の画面が現れた。名前や性別等を設定すると女の人の声で

「名前・玲司 性別・男でよろしいですか?。」と流れはいといいえのボタンが現れた。yesのボタンを押したら次は、キャラクターの容姿とゲーム開始時の国設定設定の画面と鏡が現れた。顔の輪郭や体形は、変えられないらしいが目や鼻等の一部なら変えれた。少し目を変え国の設定に移った。

「行きたい国を選んでください。大和王国・レイン帝国・ブロッサム王国」

と書いてあり大和王国をクリックした。

「大和王国 日本をモデルにした王国オオス大陸の東に位置するとても大きな島国 大和王国にしますか? はい・いいえ」

と書いてあった。

「はい!」

ボタンを押すとまた女の人の声で

「それでは大和王国に転移します。セルフワールドの世界をお楽しみください。」

瞬間また周りが暗くなり足元から白い光の道が伸び歩いて行くと周りが光に包まれた。


 周りを見渡すとそこは綺麗な噴水や屋台がある広場にいた。


「いらっしゃい!!」

「あの素材欲しいな」

周りの声が聞こえ視線の左下に↓がありそれをなぞるとプロフィールやログアウトボタンがあった。

プロフィールを見ると

職業「なし」

スキル「知られざる力」

と書いてあった説明を見るとスキルには、

「この世界に来た人が最初に持つスキル。10日たつとこのスキルは変化して固有スキルになる。10日後までの行動によってスキルの強さや種類が変わる」

行動と言われてもピンとこなかったのでまずこの広場を出て町を歩いて見る事にした。


 町を歩いていると小さな泣いている女の子が

「お母さん~どこなの~」

と泣いていた。気になって聞いてみたら迷子らしい。

「困ったなぁ~」

悩んでいると少し遠くに警備兵の姿が見えた。女の子に名前を聞いて警備兵の所まで連れて行く事にした。

「君、名前は?」

「グスン…ノンです…」

「そっか…それじゃああそこの警備兵さんの所まで行こうか」

「うん…」と笑顔で答えてくれた。


 警備兵の所まで少しずつ歩いて行くと警備兵の近くに顔が真っ青な女性がいた。

「落ち着いてください!!」

なだめる警備兵に

「私の子がどこかに行っちゃったの!!お願い一緒に探して」

女性が泣きそうな声で言っていた。

心の中で「もしかしたら」

と思いながら歩いて行くと女の子がいきなり走り出した

「お母さん!!」

その声が聞こえたのか女性の顔がこっちに向き泣きながら

「ノンちゃん!!どこ行ってたの~」と抱きしめた。よかったと思いながら見ていると女性がこっちに来た。

「ありがとうございます。本当に心配してたんです。」

「あぁーいえそんな」

「よければこれを」

赤々としたリンゴを2つくれた。

「ありがとうございます」と言いながら貰いアイテムボックスにしまい

「それじゃあ」

立ち去ろうとしたときノンちゃんが俺の服を引っ張った

「どうしたの?」

「これ私の宝物…お兄ちゃんにあげる」

とても分厚い本をくれた。

「え?でも」

お母さんを見ると

「大丈夫ですよ。まだ家にもありますから」と言いながらノンちゃんと一緒に渡して来た。

「それじゃあ」

その本を貰いノンちゃんの頭を撫でながら

「それじゃぁね」と言って歩き始めた。

「バイバイ~」

手を振るノンちゃんとお母さんそして空気だった警備兵が敬礼しながら見送ってくれた。


 そうこうしてる家に現実の時間では、夕方になっていた。そろそろログアウトしようと近くにあった「藤川」と言う宿に入ってログアウトする事にした。

「いらっしゃい!」

若い娘の声で出迎えられた。

「小部屋1つ」

「銅貨10枚だよ」

少し高いが銅貨10枚を払い部屋に入りベッドに寝転んだ。

「疲れた~」と言いつつログアウトボタンを押した。

今回は現実世界が舞台でしたが次回は、現実世界もあります。そしてスキル変化も次回までには書きたいと思っております。次回も読んでくれると嬉しいです。

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