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【完結】押し入れからやって来たのは乙女ゲームのライバルだった。

作者:遥々岬
早朝、澄んだ町の片隅で、春の訪れを感じながらも怠惰に過ごす人物が一人いた。彼女の名前は『佐倉恵美』。

ある春の日、恵美は“何もしないと決めた日”を過ごしていた。八畳の部屋の中で寝転んでいると、押し入れから物音が聞こえ、何かが動いている気配を感じた。自分と同じように床に転がっていた孫の手を引っ掴み、襖の取っ手に指をかけ、少しの勇気を振り絞って戸を開ける。

すると、振り下ろされた孫の手が確実に何かを叩いた。その瞬間、押し入れの暗がりから情けない声が漏れ、恵美は目を凝らして中を覗き込む。そこには、舞台の上でしか見たことがないようなドレスを着た、立派な縦ロールの長い髪を持つ女性が、頭を庇うように体を縮こまらせていた。

これが、恵美と『プルメリア』の出会いだった。

第一話 『出会い』
2023/04/24 20:04
第五話 『春の欠片』
2023/05/01 21:23
第十三話 『お盆休み』
2023/05/17 07:00
第十六話 『ご機嫌な秋』
2023/06/05 07:00
第二二話 『冬の到来』
2023/06/14 07:00
第二五話 『冬の川』
2023/06/17 08:00
第三十話 『残んの月』
2023/06/29 07:00
第三一話 『芝蘭の友』
2023/06/30 07:00
サクラ夫人の手記
第三三話 『出会い』
2023/07/15 07:00
第三四話 『不穏な青』
2023/07/16 07:00
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