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第三話

第三話


「コラーーーーッ!!


はやくこんかー!」


赤いジャージを着た体育教師のデブが俺と、その周りの生徒に対して叫んでいる。


「おはようございまー・・・」


!?


俺は息をのんだ・・・


デブの後ろの学校の時計が指していた時間は、8時5分。


俺の家からは早くても20分はかかるはずだ・・・


目覚まし時計が壊れていたのか?


多分そうだろうな。もうあれを買ったのはいつの話になるか・・・




「帰ったら時間をあわせておかないと・・・」



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