表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

最終回

第十三話


―ガランッ!


重い鉄のドアが開けられる


「囚人番号582364番。入れっ!」


強面の看守は僕を囚人部屋へぶち込むと、外からドアに鍵をかけた。


―カツン、カツン、カツン


静かな廊下に看守の足音がこだまする。


看守がどこかへ去って行った後、部屋にいた人(がたいのいい・・・四十代半ばだろうか)

から話しかけられた。


「あんちゃんは何してここにきたんやぁ?」


「あっ、僕は空き巣をくりかえしていて・・・」


その男は大きな声で笑った。


「空き巣とかまだまだ甘いなぁ。


ほれ、そこにいる男を見てみろ」


その男の指差したほうにはガリガリに痩せた若い男がいた。


その容貌はまるで犯罪を犯すことのできないような優男にみえる。


男は他人の不幸を喜ぶような雰囲気で、舌をなめずりながら語りだした。


「あいつは殺しだぞ。自分の親と、近所の子供を殺ったんだ。」


「これからよろしく・・・」


僕があいさつをしようとしたのを男はさえぎった。


「話しかけても無駄だぞ。そいつは気がふれてやがる。何で精神科に行かないかが不思議た」


第十四話


―俺はなんでこんなところにいるんだ


―神のような能力を持っている俺が


―・・・・・・・・


「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!」


彼の声は刑務所中に響き渡った。

最後まで見ていただきありがとうございました。


これが僕の処女作となります。


なにか感想等あれば dance.lav.1204@gmail.comまでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ