表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/15

1.基本ルール

○基礎の基礎5つ。


 さて、よく聞かれる『本当の基礎』というのは、ざっと挙げるとこんな感じですね。面倒なので他サイトを参考にして書きましたが。もっと詳しいトコロの礼儀や理屈が知りたい方は、参考のWebを覗いてきてください。(参考Web:ライトノベル作法研究所)


 ●改行したら、次の行の最初の一文字は空白を入れます。俗に言う「一文字下げろ」の事です。

 ●三点リーダーとダッシュは二つセットです。「……」「――」

 ●クエスチョンとエクスクラメーションの後は一文字開ける。?と!ですね。鍵括弧内は開けません。

 ●鍵括弧内の文章終わりには句読点を付けない。「おわり。」× 「おわり」○

 ●漢数字や算用数字、漢字の開きを統一する。四時と書いたり4時と書いたり、混ぜないってこと。


○ルール破りはまずルールを知ってから。


 ところで、鍵括弧内の句読点について、私はまったく守りません。「おわり、」と「おわり。」と「おわり」では、私の場合はケースが違うのでね。

「おわり、」と書けば、まだ続きを述べようとしているというマークとして(、)を使っています。

「おわり。」と書けば、文字通り台詞は終わっています。(。)はそういうマークです。

「おわり」と書いたものは、強調です。セリフ用ではない強調マークとして鍵括弧を使用したのです。

 こういったコダワリは、けれど持つべきと推奨するものではありません。好きにすればいいんです。ルールを守るか否かも好き勝手。けれど、人に聞かれた時にはちゃんと理由を説明できなければいけません。なんとなくならルールに従っておいた方が恥をかかなくていい。ルールは守られるべきだという基本から入るのが正統なので、誰も、理由もなく逆らっている事を評価はしません。そういう意味で、私はラノベはいいけど一般の文芸賞に出す原稿で()を使うのはヤメロ、と申し上げておきましょう。初心者の方は、要らんところに工夫など凝らさずに、基本を守って書くことから始めてください。勉強だって、基礎知識もないままで応用編をやったところで、点数など稼げないでしょう? 小説を書くにも手順は歴然と存在するのです。簡単そうとか思ったら甘いですよ?

 海外の作家はこう言っています。


 1. 他の本でよく見る表現を使わないこと

 2. 短く言い換えられるなら、長大な言葉を使わないこと

 3. 省略できるものは省略すること

 4. 能動態で書けるなら受動態で書かないこと

 5. 普通の言葉で書けるなら、外国語・科学用語、慣用表現を使わないこと

 6. ごちゃごちゃ言う前にこのルールをやぶること

                   By ジョージ・オーウェル



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ