プロローグ ???視点
ファンタジー初挑戦です。
拙い文章かと思いますが、よろしくお願いします!
俺は、……という名前だ。
━━学院の━━年になる。
歳は━━だったと思う。
何故だか、記憶が曖昧だ。
趣味もない。
ここ最近何をしていたかも分からない。
学院という言葉を思い出せるから、学校には通っていたのだろう。
でも、学校の全体像はぼんやりとしか分からない。
校舎もぼんやりだ。
何もかもがぼやけて、正確な景色が分からない。
二階建ての洋館のような気がする。
ただ、学校でのある出来事は鮮明に覚えている。それは
イジメ
学校に行くたびに殴られ、蹴られ、と暴力を振るわれる。
ときどき刃物で刺されたりもした。
ある日は、水をぶっかけられた。
寒いときは冷たい水をかけられ、暑いときはただの水だった。ただの水だった時も何故か身体が震えるほど寒かった。
もう、うんざりだ。
生きていても良いことなんて、何もない。
生きていることが、こんなにも辛いなんて思わなかった。
死にたい
俺は、常々そう思っていた。
だが、それ以上に俺の身体に収まりきらない感情があった。
それは、怒りだ。
俺を理不尽に痛めつけるクソどもが許せられなぇ。
何よりもイジメに抵抗もせずにいる自分に腹が立つ。
そんな風に日々を過ごしていたときだ。
これまでのイジメのせいだろうか。
ついに、俺は熱を出して動けなくなっていた。
数日にも渡る高熱によって、意識も朦朧としている。
それでも俺は生きようと頑張った。
だが、限界はすぐ近くだった。
意識を失う寸前、俺はこれまでの人生を振り返った。
生憎とぼんやりした記憶しかなかった。
だが、感情は覚えている。
身体の底から湧き上がってくる怒り。
それだけだった。
俺は何に対する感情なのかも分からないままに、怒り続ける。
そうして、いつの間にか感情が怒りで満たされたとき…
意識を失った。




