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プロローグ
広大な大地を森や山に囲まれた美しい国、オーブ。
この国には古くから不思議な言い伝えがある。
handと呼ばれる、不思議な力を持つ神の使いが、人間に紛れてこのオーブで生活していると。
使いたちは藍色の瞳を持っており、その左手を翳せば魔法のようになんでも叶えてしまうという。
良いことも、悪いこともみな…
もし、彼らに出会ったら、決してその手に触れてはいけない。
彼らの力に呑みこまれてしまうから。
そして、決して心を奪われてはいけない。
彼らの美しさに、取り込まれてしまうから。
でも、一つだけ方法がある。
handの左手に、誓いのキスを。
そうすれば、彼らは神の使いではなく、一人の人間として地上に降り立つことができる。
でも、それはとても危険なこと。
決してhandの左手に、触れてはいけない―




