平和なクラスの事件2
そんなこんなから田中さんのお弁当がなくなってしまった。
もうやばいよ。空気悪くなってきてるよぉ。お弁当無くなっちゃっただけじゃんか!!
早く犯人なのりあげないかなぁ
「じゃあ全員荷物検査をする」
まじかよまじかよ。先生!?これあれじゃん。定番ネタの、やってないのにいつのまに入ってたんだけど展開!
さっさすがにそんなことする人この教室にはいないよね?
大丈夫だよね?
「はいじゃあ次橘」
あ、私の番か。この席こういうときすぐくるから嫌なんだよねぇ。まぁどこにもないし大丈夫か。
少し不安になりながら荷物を全て先生に見せる。
なんかいらないプリントばっかでてきて恥ずかしいんだけど。先生ちょっと顔暗くなってない?大丈夫?
そして何事もなく次のクラスメイトに行く。
「瑞稀、これどこにもなかったらどうする?」
「え?つまりお化けがとったってこと!?」
「ちがうちがう。教室じゃないところにあるとか」
あーそういうことね。理解理解。そしたら見つけるの大変じゃん.......。田中さんも早く食べたいはずなのに。全くだれだよとったやつ!
「次、佐藤」
「ぁ....はい....」
なんか焦った顔した気がしたんだけど。気のせいかな?
まさか佐藤さんが犯人とか言わないよね!?
佐藤さんはあんまり元気なタイプじゃなくて、おとなしめ。つつまず言うと、陰キャ。まぁ私も人のこと言えないけどね。
「あった」
え?え?え?え?
え?
嘘だ.....本当に佐藤さんのところにあったよ。こりゃ嫌われ確定だよ
「佐藤さんだったか、やばい。佐藤さん泣きそう...」
ほんとだ。目に涙を溜めている。しかもクラス全員の前なんて。佐藤さんが可哀想に見えてきた。
「佐藤、あとで職員室こい」
うわー。何回も聞いたやつ。まぁ見つかってよかったよ。
さ、続き食べよっと。
んー!やっぱ美味しいなぁ。もうご飯のために生きていると言っても過言ではない。
「「ごちそうさまでした!」」
よしっ!次体育かぁ。早く着替えなきゃ。
「咲希ちゃん、着替えに行こ」
「おっけー。片付けるから、ちょっと待ってて」
てか今日の体育なにするんだっけ。たしか前はぁ.....。
あれ?何だっけ。忘れた。まぁいいや。私運動苦手なんだよなぁ。疲れるし。なんで男子たちはそんなに体育をやりたがるのか。ただの地獄じゃん。最近涼しくなってきたけど、まだまだ暑い日はあるし。涼しいと思ったら寒くなるし。ほんとになんなの。キレていいかな??
「よし、ありがと。それじゃ行こっか」
なんと私、着替える速さには自信があるんです。もう光の速さで着替えちゃうよ。......しょうもないって言うなよ!?私の数少ない得意分野なんだから。




