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任務《訓練Vol.1》

やっと説明が終了しました。

前の2話は蛇足だから無視しても話通じるのが理想

 

「よし、これで全員かな?」

 私は加入式の翌日、早速承った任務を行うことになり、シンシアの保有する山にきていた


「今回の任務は “訓練” だよ

 任務の概要書が送られた時には驚いたかも知れないけど、ぶっちゃけ入りたての君たちに重い任務なんて任せらんないかんね。」

 かなりぶっちゃけられた気がする


「最初は、と言うか任せられるようになるまではほとんどは訓練が任務だよ。

 人の役に立ちたくてシンシアに入ったなら早めに訓練なんて不要なレベルになってね。

 僕も訓練なんてめんどいだけだし。」

 この若干毒舌が垣間見える人はシンシア執行部のリア・アニファさん

 加入式の時も話すくらいには立場が高い人だ


 …というか私含め他の人にもちらほらとシンシアの養成学校の卒業生が見える。

 学校で活動内容と基本的な訓練はしている

 ここの訓練は必要なのだろうか?


「あ、養成学校の卒業生達はここの訓練はスキップしていーよ。

 本来階級F4が訓練の必要な階級なんだけど、学校を卒業した時点で階級F3…訓練を完了した子と同じ階級をもらってるからさ。」

 そうなのか?「しかし、同じように訓練に呼ばれていると言うことは何か理由があると言うことでは?

 って考えてる子達もいるよね。」


「卒業生達も呼んだ理由はねー、“模擬戦”をしてもらうためなんだよ。

 シンシアの今回の面接をクリアして入ってきた完全な新人たちに“訓練の終了ライン”を教えるために、とりあえず一回戦ってみてよ。」

 なるほど。こちら側ではなく新人側への配慮だったか


「あ、ちなみに相手は僕ね。

 見せるためにも戦う前に一応定型分の挨拶をしとこうか。新人達もこの定型に沿った挨拶になるから形は覚えてね」

 ああ、学校で散々と練習させられたあの挨拶か


「…“治安維持組織”シンシア執行部、階級A2、リア・アニファだ。

 今回は新人達への見学が目的なので、とりあえず誰か出てきてくれ」

 ふむ。雰囲気が変わった。

 しっかりとした威圧感を醸し出している。

 そもそも学校を卒業したとはいえ、F3とA2ではスペックにかなりの差がある。

 勝てるとはまず思わない方が良いだろう


「はいはい!じゃあ、私やりたいです!」

 この威圧感の中よく手を挙げられるな


「そうか。では挨拶から頼む」


「はい!

 “治安維持組織”シンシア執行部、階級F3ナギサハム・ムクサナリハナです!ナギサって呼んでください!」

 ナギサちゃんは学校でも活発な子だった

 こういった場面ではまず最初に矢面に立つタイプだ


「戦闘開始の合図は…まぁいいか。そちらの好きに始めてくれ。」

 投げやりでいいのか?とも思ったが、それがハンデにならない程度の実力差があると言うことだろう


「分かりました!」


「あとそうだ、言わなければならないことがあった。」


「私達シンシアの組員は、学校の生徒の事はほとんど知らない。が、君達のスキルなどは知ってしまっているので、もし初見殺しの技などがあったのなや申し訳ないが、それにな対応されるつもりでかかってきてくれ」

 ナギサちゃんは分かった上で対処が難しいタイプだし問題ないだろう


「分かりました!…リアさんのスキルは教えてくれないんですか?」

 確かに。武器は刀を持っているので大体の戦闘スタイルは分かるが、スキルを一方的に知られていると言うのは公平性に欠けるだろう


「そうだな…あー、もういいや、疲れたし。素で喋ろっと。」

 雰囲気が和み、その一瞬で張り詰めていた空気が緩んだ

 というかそっちが素だったのか


「えっと、そうだね。隠すつもりはなかったんだけど、公務な以上アンフェアな状況に立たされることも少なく無いし。慣れといて損はしないでしょ。

 ってことで僕のスキルは秘密だよ!始まったら普通に使うけどね」

 なるほど。色々な状況に慣れるべきと言うことか


「分かりました!」

 話が長くてナギサちゃんが思考放棄した気がする

 ナギサちゃん座学自体はできるんだけどなぁ


「ははっ、長くなったね。

 …さて、始めて良いよ」

 そういいつつ、リアさんが納刀したまま構える。抜刀術を使うようだ

 雰囲気はそのままに、空気が張り詰める


「では、行きます…【想像と創造(クリエイション)】、『鉄蛟』!」

 ナギサちゃんのスキル、【想像と創造】は想像できる範囲の物ならなんでも生み出すことができる能力だ

 その力を使って鉄でできた巨大なミミズのような物体が生み出される

 生み出す質量によって魔力の消費量が変わるらしいので、このサイズなら大技だろう


「へーえ、いいねぇ。…問題はないけどさ」

 リアさんが構えると、ミミズは両断された


「うぇ!?結構硬いのにー?質量がだめなら、物量で!【想像と創造(クリエイション)】、『木の弾丸(コルクバレット)』」

 木の弾丸は良くナギサちゃんが使う技だ

 かなり連発できるし、当たるとちゃんとケガもする


「あー物量攻撃?それは困るなー。」

 そう言いながらもリアさんはほとんどの弾丸を撃ち落とす


「おっとと、【無力化(ニュートラライズ)】」

 そのうち撃ち落とせなかった弾丸がリアさんに向かっていく

 それに反応したリアさんが手を翳した瞬間

 弾丸は勢いを弱め、地面に落ちた


「えぇー!?なにそれ!ズルじゃん!」


「これが僕のスキル、【無力化】だよ。」

 名前から察するに、対象を非活性化状態にする物だろう


「ま、そろそろ終わらせるね。【無力化(ニュートラライズ)】」

 リアさんがもう一度手を翳すと、ナギサちゃんの動きが止まり、ゆっくりと倒れはじめた


「ありゃ、やっちゃった。これじゃ例にならないねー?

 手加減くらいするべきだったかな」

 倒れるナギサちゃんを抱えながら、そんなことを言った


「大丈夫ー?

 …あらら、本格的にやりすぎちゃったか。ごめんねー?」

 リアさんはナギサちゃんを木陰に倒し、こちらを振り向いた


「しょうがないや。次に戦いたい子はいる?」

 この一方的なものを見せられてやりたい人なんていないだろう。


「お、じゃあカフカさん。よろしくね」

 そう思っていたはずなのに、いつのまにか私はリアさんが目の前に見える位置にいた

一週間で書ききれなかった!ごめん!次回!


“会社”じゃ無いので“会社”って言葉は一回も使ってない、はずです。

魔力ってなんだ、スキルってなんだ、この話の中で説明したかったことが説明できなかったんで次回中かな?

“治安維持”はもちろん武力だけではありません。

つまりシンシアも武力だけではありません。

まぁこっちは次回かもっと先かですね

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