戦闘能力のない【鑑定】使い、役立たずだと冒険者をクビになる。~でも勘違いしていたみたいで、本当は世界でただ一人、最強の【未来視】使いだったようです~
ミトスは戦闘能力のない弱小冒険者だった。
そんな少年にあるのは、少しおかしな【鑑定】の力だけ。特定の事柄に対して、何が起こるのかを視ることができる。そんな不可思議なものだ。
しかしミトスの【鑑定】は幾度となく的中した。
それに興味を示したのは、最強の冒険者と名高いアクシス。
彼女は少年を招き、いきなり勝負を挑んだ。すると、
「…………やはり、な」
アクシスの剣がミトスの胴を薙いだ。
誰もがそう思った瞬間に、アクシスの手には硬い感触が伝わる。
事前の準備などできるはずがなかった。それにもかかわらず、ミトスは服の下に鉄の板を仕込んでいたのだ。まるでアクシスから勝負を挑まれ、そこに攻撃を受けると分かっていたように……。
「キミのそれは【鑑定】ではない」
その状況を見て、アクシスは少年にこう告げるのだ。
「キミの真の力は――【未来視】だ」
これは自身の真の力に目覚めた少年が、やがて最強へと至る物語。
そんな少年にあるのは、少しおかしな【鑑定】の力だけ。特定の事柄に対して、何が起こるのかを視ることができる。そんな不可思議なものだ。
しかしミトスの【鑑定】は幾度となく的中した。
それに興味を示したのは、最強の冒険者と名高いアクシス。
彼女は少年を招き、いきなり勝負を挑んだ。すると、
「…………やはり、な」
アクシスの剣がミトスの胴を薙いだ。
誰もがそう思った瞬間に、アクシスの手には硬い感触が伝わる。
事前の準備などできるはずがなかった。それにもかかわらず、ミトスは服の下に鉄の板を仕込んでいたのだ。まるでアクシスから勝負を挑まれ、そこに攻撃を受けると分かっていたように……。
「キミのそれは【鑑定】ではない」
その状況を見て、アクシスは少年にこう告げるのだ。
「キミの真の力は――【未来視】だ」
これは自身の真の力に目覚めた少年が、やがて最強へと至る物語。
オープニング
プロローグ 不思議な鑑定使い。
2022/09/19 08:17
1.『白狼』のリーダー。
2022/09/19 09:04
(改)
2.ミトスの真の力。
2022/09/19 20:03
3.未来を見据える力。
2022/09/19 22:18
4.視えた未来、少年の決意。
2022/09/20 01:27
第1章
1.『白狼』の参謀【アドバイザー】
2022/09/20 08:00
2.個性的な仲間と、最高の環境。
2022/09/20 13:54
3.グリエルの提案。
2022/09/20 20:49
(改)
4.少年の戦う理由。
2022/09/21 03:36
5.鍛錬の前に。
2022/09/21 08:02
6.その力の使い方。
2022/09/21 11:15
第2章
1.アクシスの信頼と、戦況。
2022/09/21 20:52
2.勝利への執念。
2022/09/22 05:31
3.可能性を超えて。
2022/09/22 07:27
4.間違いのない勝利。
2022/09/22 11:55