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在りし日のアリシア姫

「私、幸せだったわ、サリューン様」

「…アリシア王妃様、薬と小粥を」


心配そうにサリューンはベッドのアリシアに

薬湯と小粥を差し出す


「少年の姿のサリューン様、いつも素敵で綺麗」

「囚われた時の薬の副作用ですね、まぁ…」


「ふふ、本当にサリューン様は料理上手だわ」


「お褒めに頂き光栄です、アリシア王妃様」


「サリューン様」「はい?」

「私が死んだら、アジェンダ様と幼いソリシア王子様をお願いしますね」


「アリシア様」

「ふふ、特にアジェンダ様の夜伽、頑張って」


「……あの」

「そう言えば、ソリシア王子様ね、おねだりしてたわ」


「父王であるアジェンダ様に『サリューンを僕のお嫁さんに下さい』」

「………あの」


「私とアリシア王妃のものだから…って、アジェンダ王様」

「離乳食からサリューン様は作っていたから、うふ」


「アジェンダ様とソリシア王子様の事、お願いね、サリューン様」にやりと腐女子の笑みなアリシア王妃


静かに沈黙するサリューン

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