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安倍人気の源

2012年9月、自民党総裁に返り咲いた安倍氏に寄せる選挙民の期待は大きく、3か月後の総選挙で自民党は圧勝し、その後、安倍政権が8年間続く。

 2022年7月9日、BBCニュースがウェブサイトに「日本の憲政史上最も長く首相を務めた安倍晋三氏は、そのタカ派的な外交政策と経済戦略で高い人気を誇り、自由民主党を2度にわたり勝利に導いた」という記事を掲載した。


 安倍氏は1993年に衆議院議員に初当選し、2005年10月末の第3次小泉改造内閣で官房長官として初入閣を果たした。11か月後、小泉純一郎総裁の任期満了に伴って行われた総裁選で当選し、首相にも就任した。

 しかし、5千万件の年金記録の持ち主が分からない、いわゆる「宙に浮いた年金記録」問題などを、過激活動団体の社保労連と結託していた長妻昭民主党議員が追及し、報道各社は安倍政権を批判した。

 2007年7月、自民党が参院選で大敗し、2か月後、安倍首相は持病の潰瘍性大腸炎を理由に辞任した。

 2年後の衆院選でも、自民党は大敗し、民主党が政権を握った。


 民主党は失政を重ねたが、マスコミは、「自民党悪政の残滓を払拭するには時間がかかる、とか、経験を重ねれば政権運営は軌道に乗る」などの論調で、民主党政権を擁護した。

挿絵(By みてみん)

 

 小沢一郎が天皇陛下をムリヤリ習副主席と会わせようとしたり、小沢一郎のところに行(い)かなければ政治家への頼みごとができないようにした。

 鳩山由紀夫は「日本列島は日本人のものではない」と公言(こうげん)し、オバマ大統領に「私を信頼(しんらい)してください」と言って騙(だま)した。また、炭酸(たんさん)ガスを出さないようにするムリな目標(もくひょう)を、突然(とつぜん)、勝手(かって)に、世界に向かって約束した。

 蓮舫は[事業仕分け]と言い、大事な仕事ができないよう予算を削(けず)って、日本が貧乏で弱い国になるようにした。ダム作るのを止めたので、後に洪水(こうずい)で多くの人々が死んだ。

 仙谷由人は、中国の漁船(ぎょせん)が海上保安庁《かいじょうほあんちょう》の巡視船(じゅんしせん)に体当たり攻撃(こうげき)してきたのを隠(かく)し、日本側が悪いように発表(はっぴょう)した。ユーチューブ動画を流して国民に真実(しんじつ)を知らせた海上保安官を懲戒(ちょうかい)してクビにした。

 2011年1月5日、秘密保全(ひみつほぜん)のための法制(ほうせい)のあり方に関する有識者会議(ゆうしきしゃかいぎ)を開(ひら)いて、国民に真実を知らせたら処罰(しょばつ)する法律(ほうりつ)を作ろうとした。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/jouhouhozen/housei_kaigi/dai1/gijiyousi.pdf

 民主党役職者(やくしょくしゃ)の税金横流(ぜいきんよこなが)しやセックス・スキャンダルや政治的不手際(ふてぎわ)を庇(かば)うために、マスコミは、自民党が行(おこな)った悪い政治の影響(えいきょう)が出たように説明した。

 2011年3月11日、東日本大震災で福島原子力発電所に津波(つなみ)が押し寄せたとき、菅直人は、自衛隊出動を止めたり、米軍の助けを断(ことわ)った。ベントや海水注入をするなと命令しただけでなく、現地に行(い)って事故対応(じこたいおう)ができないよう邪魔(じゃま)をした(瞞天渡海(まんてんとかい))。

挿絵(By みてみん)


 その結果、福島原子力発電所が爆発(ばくはつ)すると、「爆発したのは東京電力が怠慢(たいまん)だったから」だとマスコミに説明させた。自民党が行(おこな)った悪い政治の影響が出たようにも、マスコミに説明させた。

 原子力発電所は危険(きけん)なものだから無くさなければならないと菅直人は主張した。「要請(ようせい)」という責任逃れの言葉を使って、中部電力浜岡原子力発電所の運転をとめさせた。それから、全国の原子力発電所の運転がとまるように誘導(ゆうどう)した. そうすれば、原子力発電技術者たちが日本で仕事できなくなり、中国や韓国や北朝鮮からの誘いに応じて、原子力発電技術を日本の敵国に伝えることができるということだ。


 2011年6月28日、菅直人は、B型肝炎訴訟について和解し、内閣総理大臣談話を発表した。

 [冒頭、集団予防接種などの際の注射器等の連続使用によって、B型肝炎ウイルスに感染した被害者の方々、そしてその遺族の方々に心からお詫びを申し上げます。予防接種が原因でB型肝炎を発症された皆様が背負ってこられた苦しみ・悲しみ・怒り、そしてこれから発症するかもしれないという恐れの中で日々を送っておられる皆様の不安・悔しさを思うと、本当にお詫びの言葉も見つかりません。薬害エイズ問題で、厚生大臣として国の責任を認めて謝罪して15年。再び、このような形でお詫び申し上げなければならないことについて、国の責任者として断腸の思いです。本日、B型肝炎訴訟について、原告団・弁護団と国の間で、「基本合意書」を締結しました。この問題の早期解決を目指すため、裁判所の仲介の下で、実現したものです。今後、和解金や検査費用の支払いを含む「基本合意書」の内容の誠実な実施をお約束いたします。と同時に、本日の「基本合意書」の締結は、まだこの問題解決へのスタートラインである、と認識しております。本件の原因となった集団予防接種は、感染症から国民を守る役割を果たしてきました。しかし他方で、注射器等の連続使用によって40万人以上とも推計される方々に感染被害が生じた可能性があります。長期にわたり責任のある対応をとるべき問題であり、その取組みは、緒に就いたばかりです。今後は、政府としてこの問題の全面解決を目指し、まだ提訴されていない方々に対しても責任のある対応をとれるよう、早急に法的手当てを講じる必要があると考えております。「基本合意書」締結に当たり、長年にわたり心身及び経済的に苦しんでこられた被害者の方々に心からお見舞い申し上げますとともに、この合意書の誠実な実施と、本件の全体解決のための枠組みの速やかな構築をお約束いたします。]

挿絵(By みてみん)

 訴訟リスクが日本の製薬開発に手枷(かせ)足枷を填(は)めたのは、この瞬間(とき)だった。


 2011年8月、人権委員会(じんけんいいんかい)を作るための基本方針(きほんほうしん)が発表された。

http://www.moj.go.jp/content/000077694.pdf

 人権委員会は、自虐史観(じぎゃくしかん)と言われる考え方の矛盾(むじゅん)を指摘(してき)させないための組織(そしき)だという批判(ひはん)が出てきた。

 菅直人を辞(や)めさせて総理大臣を別の人に交代させようという声が高まったが、内閣不信任案を可決(かけつ)させないために、自分から「辞めます」と言った。その言葉を信じた国会議員たちが内閣不信任案に反対したので、内閣不信任案は否決された。否決されると、菅直人は、「やっぱり、辞めるのは止めて総理大臣を続けます」と言ったので、鳩山由紀夫が菅直人のことを「ペテン師だ」と罵(ののし)ったけれど、辞めさせることはできなかった。

 後に、北朝鮮拉致(らち)の犯人だと疑われている団体に菅直人らが大金を寄付したことが分かったとき、拉致被害者の家族は怒ったらしい。

 野田佳彦は、韓国を助けたり生活保護を受ける人々が増えるような政治をした。消費税を10パーセントに値上げすると決めたので、民主党に居(い)たら選挙で不利になると考えた議員たちが民主党から出ていった。

 「東京都が尖閣諸島の所有権を民間人から買う」と石原慎太郎が言い出したとき、それを邪魔するために、野田佳彦は、国が買うことにした。それで、中国と日本は揉(も)めた。

 そんな政治を国民は望んでないから選挙して国民の気持ちを確かめるべきだと言われた野田佳彦は、「近いうちに解散します」と約束した。しかし、いつまで経(た)っても解散しなかった。「解散の約束を守れ」と執(しつ)こく言われたあげくに、野田佳彦は、沢山の条件を付けて、衆議院を解散した。

 詳しいことは[民主党政権3年3か月の研究]というブログなどで読める。

 https://88moshi.hatenablog.com/


 2012年9月、自民党総裁に返り咲いた安倍氏に寄せる選挙民の期待は大きく、3か月後の総選挙で自民党は圧勝し、その後、安倍政権が8年間続く。


 テレビ局は、安倍政権のネガティブ・キャンペーンに勤しみ、ニュースキャスター達は白地(あからさま)な憎悪の表情を隠さなかったが、視聴者の多くが二度と騙されることはなかった。

挿絵(By みてみん)

2022年10月16日、僕は「国葬反対勢力と日米離間策推進勢力の連絡先が同じ」と呟いた。

挿絵(By みてみん)

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