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鋼の心にさようならを  作者: 謎の語り手
9/9

最後の壁 ~それからの私・・・~

あらすじ

ヒカリはヒナから過去の出来事を聞く、そしてヒカリは話を聞き

「自分も変わらなくてはと決心する」

ヒナの前にいた小学校・町へと行き、前の小学校での話を聞いた私・・・


ヒナも昔は苦労してたんだってわかった。


そしてそれからの事とかも教えてもらった・・・。


私は帰り道で思った。


(私だって変わらなくっちゃ・・・じゃなきゃヒナに申し訳ない・・・)


ヒナは学校ではプールの後とかに裸足になってたな・・・


そう思い出した・・・私だって変わりたい・・・なら!


(私もプールの後は裸足ですごす!)


変わりたい、そしてヒナと一緒に楽しい学校生活を送りたい・・・だから・・・


「・・・カリ・・・ヒカリ!」

「わあ!」

「もー何寝てんのさ・・・次プールだよ?」

「え・・・あそうか(笑)」

「もー先に更衣室いってるよー?」

「うん、まってて」

私は心の中で決めた・・・今日こそは裸足で過ごすって・・・

更衣室はプールの近くに設置してある、もちろん男子とは別の場所

更衣室に入る前に上靴を脱いで上がる、そして更衣のときに靴下を脱ぐ

入る時に上靴を脱いで入れたときにヒナの上靴を見ると、すでに靴下を脱いで室内に入っていた・・・。

どうしようかと思ったけど、自分で決めたことだから・・・と決心して

上靴をかかとから脱いで、履いていたピンクの靴下も、くるぶしから一気に

するっと脱いで、私はヒナの待つ更衣室に入った

「おー待ってたよ!・・・あれ?いつもは靴下履いてくるのに・・・」

「うん・・・まあなんていうか・・・」

「ま、いいやともかく着替えよ?」

私は着替えて、プールサイドにいつも通りに出席番号順にならんだ。

無事にプールの授業も終わって、みんな冷たいシャワーを浴びて更衣室へむかった、みんな部屋に入る前に体を拭いてはいる。

早い人はもう着替え終わって出て行っている・・・。

靴下を履いて出ていく人もいれば裸足で出る人もいる・・・。

だけどみんな上靴を履いて教室に戻ってゆく・・・

(不安だけど私にはヒナがいるもん・・・)

そう心で叫んで、着替え終わってヒナを待つことに・・・

「ヒカリーおまたせー!さあ教室へ行こう?」

「う・・・うん行こう!」

「ん?」

ヒナは私の動揺に気づいたらぽかったけどその時はなぜかつっこまなかった。

ヒナは靴下の入った上靴をもって裸足で部屋を出る

私もつづいて自分の上靴をもってヒナについていった・・・もちろん裸足のまま

「あれ?今日はどうしたの?」

「ん?なにが?」

「いや・・・だって今日は裸足のままだからさ・・・」

「あー・・・実は・・・」

私はヒナにわけを話した、するとヒナは

「ふふっ・・・」

「あー笑ったでしょいま!」

「ごめん・・・でも・・・」

「でも?」

「私は変わらなくてもいいと思うな」

「どして?」

「ヒカリはヒカリ・・・そして私は私・・・違っていいと思う」

「でも私・・・うちきっていうか恥ずかしがりやな・・・」

「それでいいんだよ、それがヒカリのいいとこ」

「いいところ・・・うん・・・」

結局その日は帰る時までヒナと私は裸足で過ごした

そしてかえるとき

「はい、これで足ふいていいよ!」

「ありがとう!」

ヒナと私は拭き終わると靴下と靴を履いて2人でしゃべりながら帰った。

そのあと運動会もあったが、組体操の大技も決まった。

あの時裸足になれなかったら・・・心の鎧を捨ててなかったら・・・

今でも私は、ヒナに感謝してる・・・もちろんそのほかの友人たちにも・・・


そして・・・同窓会・・・


「これから・・・えー同窓会をはじめま・・・」

「おおおおいもう堅苦しいあいさつぬきでもうはじめよおおぜええ」

大声でヒナがそういうとみんなは大笑い。

そして同窓会でヒナと中学校以来・・・そう大人になって再会した。

私たちはいつまでも親友であり続けたい・・・。

そう思いながら話し合っていたら、いつの間にか愛花や五郎もいた・・・

愛花は弁護士になり、五郎は電車の運転士になった、ヒナは学校の先生に・・・

私は今、教員免許を取っているところ・・・もちろんヒナと同じ小学校教員。

いつかはヒナと一緒に仕事で来たら・・・と思ってる、だって


~最高の友人であり、私の大切な・・・戦友だから・・・~



                               おわり


この話で終わりです。

ちょっと欠けた部分もあったかもしれませんが・・・(^^;)

最後まで読んでくださった方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが

ありがとうございました!

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