~いつかきっと、わかりあえるまで~
『いつか、君と互いを好きになれるよね。』
『ボクがいなきゃ、ボクじゃなくなるんだよね。』
「あっはははっ!!!」
「おいバカ姉なにしてる」
「いっやいやいやwなにもかにもないじゃないっ!!」
…
なにこいつ。
いや、なにじゃないよな。
こいつは、紛れもない俺の姉だ。
「あー!泣いてる子供はーっけーんっ♪」
「あ、お」
「泣きっつら蹴ったり~っ♪」
「ブヘェ」
あっ
飛んでった…
なんなんだあいつ…
「泣きっ面に蜂だよクソ野郎」
ばしっ。
「いっったあああッ!!!」
そこまで痛くねぇよ馬鹿野郎死ね。
あー、ダンスホールでは綺麗なお姉ちゃんなのになぁ。
ピンク色の綺麗なドレス着てさ、こうふわふわして鳥みたい。いや、一応褒めてるんだけどさ。
「あいつに謝ってこい。あぁ、ほぼ死んでんじゃん。」
「なんで!?私なんも悪くな」
三┏(っ'ヮ| 壁 |グシャ
「っ~~っ!!!だ、だかしかぁぁしっ!姉は☆不☆死☆身☆なのだぁー!!」
なにこいつ。
姉もとい
[フランガルル・シスカ]
は、俺
「フランガルル・フラン」
の姉だ。
「ぶっ!あいつなにしてんのっ!?銃口人に向けるとかっ!!あーっ、おもしろっ!!」
聞いてのとおり、馬鹿だ。こいつが姉で最悪だよありがとうおかげで友達いないよコノヤロー
「お前そろそろ殺すぞ」
「んぇ?殺せばっ?」
三┏(っ'ヮ| 壁 |グシャ
「これ二回目っ!?」
ほぼ涙目。
白くて踵あたりまで伸びた、青いメッシュがかかった綺麗な髪。透き通るような水色の目。
この外見だ・け、見れば、知的で綺麗で優しい人だ。
外見だけなら。
実際馬鹿だ。
「ぶっはっ!帰り道忘れ」
覚えてるよこの野郎。
「えっ!まじでまじで?帰ろ帰ろ!」
こうやって腕に抱きついてくるのはやめて欲しい。
髪がサラサラしててちょうど良い体温が心地よいではあるが、こいつの場合話は別だ。馬鹿な上、姉だ。近づいてこないでほしい。
「あ”~、お前さえいなきゃな…」
「んぇ~、なんでもいいじゃんっ!楽しも??たった1回きりの人生なんだものっ!」
その人生をお前のせいでメチャクチャにされてるんだよこっちは!!
*・゜゜・*:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゜・*
「…あの子は、私がいなきゃいけない。たとえ嫌われてても…」
【誰にも届かなくたって、これは馬鹿なお姉ちゃんの願いなんだもの。】




