神戸は雪だった話
その日が初雪だったらしい。
駅を出て山側に向かうと、白いのが降ってきた。雨?いや、雪だ。
思わぬ雪に行き交う人たちは、わーきゃーと騒いでいる。冷たいねーとか寒いなーとか。
前を歩くカップルは徐に距離を縮めて、腕を組んでできるだけくっついて温かくしようとしている。おお、熱いね。
一方この寒さにミニスカ生足の10代女子たちは全く平気。濡れるぅときゃらきゃら笑ってるし。
で、わたしは折りたたみ傘を探したわけですが、こんな日に限って持ってなくて焦る。
目的地までは近いけど濡れるのは必須だ。
そしてコートにはフードがない。仕方なくマフラーで頭と顔を守るのだ。いわゆるマチコ巻きですね。
とはいえマチコ巻きなんて画像でしか知らないわけです。ご存知のない方の為に記すと、かつて『君の名は』というドラマがあり、その中でマチコさんがマフラーを帽子のように頭に巻いてたんですね。
リメイクされた方は鈴木京香主演だったけど、オリジナルは戦後すぐくらいではないだろうか。白黒でね。
戦争中に、橋の上で再会しようと約束するけどすれ違う話ですね。切ないね。
ともかくも巻きました、頭を、マフラーで。
意外とこれかしっくりくる。温かいしフードも帽子も要らないのは良い。
気を良くして小走りで目的地へと向かった。
やっと屋根の下に辿り着いて、雪を払っていたらダンス仲間がやってきた。もちろん傘帯同である。
「あれ、傘ないん?」
おばさんの鞄の中には折り畳み傘だの飴だのティッシュに濡れティッシュ、マスク数枚絆創膏などが常備されております。ゆえに荷物がいつも多くなるのだけれど、たまたま中身を小さいバッグに入れ替えて出かけたので見事に忘れた。
年末のJRは混みそうだからと敢えて荷物を減らした結果だ。
なお、着替えるときなど寒いのと荷物を減らすために、ジーンズの下には既にヒートテックタイツ、セーターの下には半袖T。脱いでパウを履けば完了である。
年内最終のレッスンも終わり、さあ帰りましょうと出てみれば、すっかり雪は止んでいた。どうやら通り雪だったみたいだ。
夜ニュースを見ていると、三宮では初雪が観測されましたとの事。もちろん六甲や有馬は別ですよ。
しかし寒かったなあ。神戸は若い頃から大好きな街で異人館のある北野で仕事をしていた事もある。
神戸のレッスンはおまけみたいなものなので、行かなくても良いのだけど、街が好きだから行く。海も山もこんなに近くて、六甲からの夜景の美しさは最高で、いいところですよと宣伝しておこう。
(ただし住んではおりません 笑)
昨日は窓掃除ロボットで家中の窓の半分を掃除した。
ロボットは優秀で楽ちんですが、落下の危険性があるので、床掃除ロボットみたいに放置は出来ない。
ていうか、去年は2度落下させてパーツを折ってしまい、アロンアルファでくっつけました。無事くっついて作動に問題なし。
今日も残りの窓をやっつける。ああ、空は青い、寒いけど。




