ニューヨークの地下鉄の話
ニューヨークの地下鉄といえば、旅行者にはハードルの高い乗り物であることは間違いない。
何しろ路線が複雑、乗り換え案内は不親切、日本のように乗り場間違えたからといって構内での移動は不可能、つまり一旦外へ出なければならないわけで、こんな難しい乗り物を乗りこなすなんてニューヨーカーはすげぇなというのがまずの感想。
長男がニューヨークで働いていて市民権も持っている。今回はサンクスギビング休暇まるまるアテンドしてくれるという事で、実に10年ぶりの海外旅行へ行ってきた。
パスポートも取り直したしESTAも取ったしチケットも早々に押さえて、満を座してのアメリカ本土、とっても濃くて最高の四日間だった。
四日だけなの?と思われるかもしれないが、見どころはほぼ見て回れたし、前後に1日ずつ移動が入るから実質は6日間だ。移動中の話も色々あるけれど、タイトル通り地下鉄の話を少しだけ。
結論から言うと面白かった。
ニューヨークのメトロはどこから乗ってもどれだけ乗っても料金が均一である。最初にカードでピピっとタッチして入って、出る時は金属の棒を回しながら出る。乗る方向間違えちゃったーとなっても、ホーム内の移動は不可。繋がっていないので一旦出ないと行けない。
なので、よほど詳しいか慣れていないと乗り間違えて大変な事になる。
メトロは路線が充実してるので車を使わなくても移動は楽々。しかしどの路線がどこへ行くのかなかなかに難しく、ただの旅行者のわたしは息子達の背中を追いかけました。
車両は古いものが多く、路線図がなかったりする。電光掲示板のあるのはまあまあ新しい車両です。
吊り革がなく、ドアを入ったところに棒が立ってる、ポールダンスみたいな。
吊り革がわりにやはり金属の棒が横にも通ってるけど、高いので掴み続けるのはきつい。真ん中の棒につかまるか、同行者につかまるしかなく、家族のコートの端っこを掴んでおりました。
席は固く、位置が高く足が浮いちゃいそう。阪急電車のクッションフカフカの座席に慣れてたら驚くよ。
乗る前に言われていたのは、変な人が必ずいるけど無視してということ。
絶対目を合わせたらあかんと言われてたので、下向いて知らん顔してたけど、物乞い、子連れでお菓子を売る親子、ポールを利用してパフォーマンスする若者、歌ってる人、犬連れの人(普通に乗ってましたよ。犬の料金はかかるのだろうか?謎)
まあ、本当に驚きの連続だったが、地下鉄の写真をつい撮ってしまうのは、日本でも外国でも同じで、思わずくすりと笑いが溢れた。
英語はからっきしだけど、6年間の英語教育の賜物で、ゆっくりして簡単な言葉なら聞き取りは可能だ、ただし話せないけど。通訳(息子夫婦)がいるのは心強かった。
4日目にはいろんな事にまあまあ慣れつつあり、人は順応するものだと思った。ただ1人では乗れないだろうけど。お嫁ちゃんは1人でも全く平気らしい。立派なニューヨーカーだ。




