アキレス腱の話
アキレス腱とはご存知のように、最大の弱点の代名詞であります。その由来は、ギリシア神話に登場する英雄アキレウスでありまして、トロイア戦争で活躍するするものの、パリスにその腱を矢で射られて命を落とすのです。無敵の神に愛されたアキレウスのただひとつの弱点が、数センチほどのあの部分であった事が名前の由来で。
まあ由来はともかく、アキレス腱を切ってしまうと治るのに2、3ヶ月はかかってしまう大怪我であります。肉離れの経験はありますが、幸いアキレス腱は無事です。激しいスポーツをしていないからかな。
アキレス腱が切れる時には音がするらしいですね。陸上で中距離を走っていた友人から聞きました。ブチっと大きな音がするそうで、痛みと音で、やっちまったと絶望したらしいです。ランナーにとって大事な足ですものね。
その時はそうなのか、腱が切れる時は音がするんだなあと思っていたのですが、一昨日にその音を実際耳にしたのです。
ブチっというより、ゴツンというような、何か固いものに足をぶつけた時のような音を、確かに聞きました。
それはダンス仲間の足でした。イベントがありまして、舞台に上がるには2段の階段を上がります。その時にその音がしたのです。気にも留めずにわたしは舞台に上がりました。わたしが先頭だったので。そして舞台に上がって音が鳴り始めてすぐに、彼女は這うようにして壇上から消えました。
その日のイベントは急拵えで集められたメンバーが踊れる曲を踊ることになったので、普段は一緒に踊らないメンバーと4人。1人が退場して残りは3人。とりあえず集中して踊り切ります。舞台に穴はあけられませんからね。
そして笑顔で悠然と舞台をおりまして、彼女を探すと舞台裏(といっても外なのでテントの中です)で、氷を張ったバケツに足を突っ込んでいました。
先生やスタッフ達の尽力ですばやく対応してくださったようです。その後救急車で運ばれました。
肉離れだろうか?と予想していたらアキレス腱。暑さでバテ気味、心労、疲労、水分不足、諸々が重なって、いよいよ限界を超えてしまったみたいでした。
彼女はしばらく養生ですが年齢が近いだけに、自分自身も不安になります。何しろ適当なので、ストレッチサボってるもんなあ。
アキレス腱も含め、ちょっと踊るだけでもストレッチは大事だと改めて思いました。
そしてアキレス腱が切れる時に音がする、衝撃の事実でした。
骨折は二度。左足甲と左肘。肉離れは左足脹脛。
左肩が上がらなくなって整体に一年通いました。
左が弱いわたしです。
体の左右のどちらかが弱いってあるんですかね。謎。




