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マーレ

BLEACH最終章アニメ化おめでとうございます!まさか読み終わってすぐにこの情報が来たのでびっくりです。あと投稿が遅れたのは病気でやる気がありませんでした。すみません。7話更新です。ではどうぞ

俺と兄さんは朝起きて早速ギルドのアイナさんのところに向かった。アイナさんは俺たちのことを見るとにこにこしながら手を振っていた。俺もなんとなく手を振りながら受付の方へ歩いていった。


「グレイくん、おはよう!今日こそはいい話が出来そうよ。」

「おはようございます、アイナさん。剣の先生が見つかったんですか?」

「ええ、とっても強力な先生よ。厳しいから覚悟した方がいいわよ〜」


アイナさんも俺のあの結果を知ったとき申し訳なさそうな顔をしていたのでいいニュースが入ってきたことにとても喜んでいる様子だ。アイナさんは優しい人間なのだと感じる。それはさておき、強力な先生と言っていたので筋骨隆々の男性だろうか?どんな人なのか楽しみだ。アイナさんにその人を呼んできてもらっている間に俺は少し身嗜みをととのえる。第一印象は大切だからだ。


「連れてきたわよー。はい、この人が今回グレイくんに剣を教えてくれるAランク冒険者のマーレだよ。」

「紹介にあずかったマーレだ。グレイよろしく頼む。」

「は、はいよろしくお願いします。」


なんと出てきたのは女性だった。服装は胸を覆うタイプのプレートアーマーで華奢な見た目だが背中に剣を背負っていた。。ただ美しい顔にとても綺麗な銀色の長髪を携えた方で、まるで王族のような気品が漂っていたのでとても冒険者には見えなかった。それにしても何故Aランクの冒険者が自分の先生を引き受けてくれたのだろうか?


「私が今回この依頼を引き受けたのはアイナのお世話になっている方のためだ。つまりゲオルグさんのことだな。」

「兄さんが?」

「君の兄はどの冒険者よりも討伐系の依頼を除いてこなしている。つまり彼はCランクだがギルドへの貢献度は計り知れない。」

「そうよ。ゲオルグさんは人柄もいいし、仕事もきっちりこなすから評判もいいのよ。」

「僕は冒険者だけやってるからですよ。僕みたいな討伐依頼をやらない人は普通副業程度で暇があったら依頼をこなすくらいですから。」


兄さんはやはりすごい人だ。それにマーレさんの話を聞くに兄さんのおかげでこのお願いを引き受けてくれたらしい。自分の兄の偉大さに助けられたこのチャンスを生かさなければいけない。俺とマーレさんは早速剣の鍛錬のために王都を出てすぐの森に向かっていった。森に着くと王都近郊にもかかわらず鬱蒼とした景色が広がっていた。


「では早速訓練をしよう。得物は剣と聞いている。どの程度扱うことが出来る?」

「剣は一週間前に一回握った程度です。」

「では何故剣を得物に?」

「剣を具現化するのが俺のアニマだからです。」

「そういうことか...よし、ではまず基礎の基礎の素振りから始める。私のをまずは見てやってみよう。」


そう言ってマーレさんは剣を取り出すとそれを振って見せた。今の俺にはかろうじて残像が見える程度の速さだ。しかも彼女が振るってるのは大剣と言われるものだ。それを女性があんな速さで振るっているとは信じがたいものだ。これがAランクの実力か。


「では、この剣を振ってみたまえ。」

「はい、いきます。ふんっ!」


俺は力強く、渡された普通の剣を振るう。わかってわいたが大剣を振るっいた彼女よりも圧倒的に遅かった。


「体が出来ているからかスジは悪くない。だが力みすぎだし、剣を下ろすときにブレてしまっている。まずは真っ直ぐに下ろせるようになるまで素振りだ。」


俺は言われた通りに素振りをするが中々難しい。マーレさんの指導を受けて素振りをしながら3時間が経過した。


「どうだ、真っ直ぐに振るというのは意外と難しいものだろう。しかしこれが出来なければその先へ進んでもうまくいかないからな。少し休憩したら再開するぞ。」

「はい。わかりました。」


俺は真っ直ぐ剣を下ろすことの難しさを実感し剣の修行を再開する。ただ難しいが疲れるわけではないのでがむしゃらに素振りを続ける。昔から体力と回復力には自信がある。そうして素振りを続けること6時間、だいぶ真っ直ぐに下ろせるようになってきた。


「では、もう昼だし昼食を取ろうか。」


俺は弁当を出しマーレさんと食事を始めた。


「鍛えているとはわかっていたがそれにしてもグレイは体力があるな。しかし鍛えているのに何故武器を扱ったことがないんだ?」

「うちの孤児院では成人するまでは武器を扱ってはいけないので、でも冒険者になるという夢があったので鍛えるだけはしてました。」

「それは感心だな。冒険者には加護の多さに身を任せてろくに鍛えない奴も多くいる。確かに加護は強力だが地力で負けているやつは同じ量程度の加護の持ち主には負けてしまう。それに体幹などは加護があっても強くなるわけでわないからな。」


せめて鍛えておいといて本当によかった。もし鍛えていなければ自分には何もなかっただろうから。


「そういえば君はアニマが使えると言っていたな、それで今度は素振りをしてみよう。」

「俺のアニマですか..」


俺のアニマの力はシスターやみんなを守れなかった脆弱な力だ。そんなものはあまり使いたくない。


「何か使えない事情でもあるのか?」

「この力は大切な人たちを守ることが出来なかった力なんです。この力があまり好きではないですし恥ずかしいんです。一人に一つしかない唯一無二の力が素手で破壊されるほど弱かったなんて。」

「グレイ、別にその時弱かったのはどうしようもない。また弱きことは恥ずべきことではない。後悔しながらも弱きままでいることこそ恥ずべきことだ。それに君は自分の弱さを受け止め出来ることから強くなろうとしている。立派なことだ。だからこそ使える力を使って強くなるべきだと私は思う。」


マーレさんは誠実な人なんだろう。俺の悩みを聞いた上で指導をしようとしてくれている。俺のために時間を割き指導してくれている彼女ためにも強くなると俺は誓った。








ようやくヒロイン登場です。イメージとしては女騎士ですね。そういえばジョジョの三部までで女騎士っていませんね。個性的なキャラが多いのに案外いないもんですね。強いて言うならリサリサあたりでしょうかね?次回もお楽しみに!

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