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散文駄文まとめ  作者: 甲斐利右衛門
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タバコ

ぷはー


タバコの先端に火をつけ煙を吸う


この煙を吸う時だけはクリアな思考になる


重たい煙を吐き出す時は少し長めに

ほう、とため息を混ぜながら白い煙を吐き出す


このタバコはきっと私だ


煙を吸っている間に記憶が過去に戻り

煙を吐き出すたびに過去の選択を思い返している


思い出している


手元まで近づいた火種がチリチリと赤く光っている


煙は肺に落ち灰が落ちる


また少し短くなる


きっと私がこのタバコをやめた時は

私が私自身の選択をしなくても済む選択をした時にやめることになるのだろう。


そんなの知らないとばかりに煙は空へと消えていった

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