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宴2
「ほら勇者様こっちに来いよ」
そういうと町長は中央のテーブルを指差した。
「今夜はとことん食べて飲んで祝おう」
「コレが黄金の林檎のパイじゃ」
それはゴロゴロとした林檎がソテーされていて、金色に輝いていた。
「遠慮するでないぞ」
老婆はそう言って切り分けたパイを学達のもとに置いた。
「いただきます」
一口食べた瞬間あやもは呟いた。
「美味しい!甘酸っぱい感じがちょうど良いです」
「本当に美味しいな、お代わり貰えるか?」
翼はペロリと一皿完食して、からの皿を老婆に差し出した。
「そうじゃろう」
老婆は嬉しそうにそう言うと、新しいパイを翼に渡した。




