初めての恋敵
「Hey how are you doimg?」(よ。調子はどう?)
野生のエマの横いる男が話しかけてきた
選択肢は
たたかう バック
ニンゲン にげる
もちろん選ぶ選択は たたかう ←ポチ
たたかおうとしたが明らかな体格差で
たたかう前に勝敗が見えてしまった。
そりやぁそやな。
それなら次に選ぶ選択は バック ← ポチ
ニンジン数本(3$相当)
1.5kg 牛肉ハンバーグのひき肉
...
僕はそっとバックを閉じた
どうしよう...とりあえずニンゲンを選択 ← ポチ
ベット ベット
青い目 エマ 煙
突
僕 ベット
出入口
エマの横にいるのは物理的にあの男と
現実を見せつけられただけだった
残るは... 逃げるを選択 ← ×
そんなことはしない 2人にしたくない
からテンプレ通りの対応をする
「Hi I`m good you?」(いいよ。そっちは?)
「Yeah I`m good too and new here」
(うん いいよ。そしてここに新しくきました)
「I`m Tom nice to meet you men」(トムだよ。よろしく)
Tom? あれ?
ガレージに住んでいた時のドイツ人もトムって
名前でまた、あれからそんなに、いや
全く時間は経ってないのにその2文字の名前を聞いた
僕はドイツ人の男、大体トム説を立てた
「nice to meet you too!」(こちらこそよろしくです!)
ここまでのテンプレ通りの会話で
さらにテンプレに続く質問をした
「Where are you from?」(どっから来ました?)
「I`m from Germany you?」(ドイツから来たよ 君は?)
やっぱりドイツか!
あと5人のトムと会ったら
ジョラゴンボールのように
ドイツ人トム説は立証されトム神が降臨...
なんて、あるわけないか
「cool I`m from Japan」
(いいね 日本から来ました)
「you too」(いいじゃん)
こんな他愛のやりとりをしていると
小さな音でぐるるぅ...となる
まぎれもなく僕のお腹から
いくらスピード違反(?)して早く帰っても
いくら工場勤務でもお腹は空く
「I will make dinner」(夜ごはん作ってきます)
恥ずかしめに僕がそう言うと
エマと青い瞳の彼は笑いながら
「hava a good dinner」(良い夕食を)という
結局僕は にげるを選択 ← ポチ してしまった...
バックから今夜と明日の昼分のひき肉とニンジンを取り出して
残りは名前を書いて共用の冷蔵庫にしまった
今夜からのご飯はハンバーグとニンジン
サクッと切ってささっと焼いてすすっと塩を振る
これで夜と昼ごはんの完成
残りは弁当箱に詰めて、使った料理器具を洗って
共用の大きなテーブルでご飯を食べる
「いただきます」
youtubuを見ながらひとりで食べる
横で英語話しながら夜ごはんを食べてる人がいて
声かけてみようかななんて思っても
何を話してるか分かんない。
自分が誰かと1:1で会話している内容はなんとなくわかるけど
複数人で話するとよくわかんなくなる
今、youtubuの画面の向こうで話している英語もさっぱり。
なんでなんだろう。なんて思いながら
ハンバーグニンジンを食べる
「おいしい」
豚肉ハンバーグで慣れている僕は
慣れてない牛肉の味を楽しめた
おいしい食べ物を食べたせいか
さっきは3人の新生活が嫌だったのに
むしろ楽しそうじゃん
なんて考えだしてしまった。
青い瞳のトムも待つあの部屋に帰るのだった




