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涙と傷  作者: 深町 音海
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2/4

涙

それからしばらく経った

あの心ない人たちが笑う度に

私の笑顔の輝きがなくなっていく

私の仲間は

何も気にしないふり

あの子に話しかけただけなのに

話しかければ、うしろで

話した、話してる!って声が聞こえる


待ってよ、私何かしたかな?

話しかけただけだよ?

みんなだってその子と話したことあるくせに

なんで私だけ?

どうして私だけ笑われるの?

もう私の心が壊れそうだよ

つらいよ

悲しいよ

もう教室に入りたくないよ

いやだよ

もう逃げてしまいたい

誰か助けて…

そう叫んでも、誰も私の叫びは聞こえない


朝、日が少しずつ昇ってきた

ほんの少し前は

仲間とたくさん話せるって思って

日が昇るのが、とても待ち遠しかった

けど今は違う

日なんて昇らなければいいのに

昇れば、私の頬を、しずくがつたう

こんなのを、あの心ない人たちのせいで

流さないといけないの?

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