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田舎

だーいぶ更新遅れました。



光を掴んだ秋山はは赤い光につつまれていった。


時之神が何か言ってるけど、だんだん声が小さくなって…………………




ーーーーーーーー


時之神「結局、最後まで聞かずにいっちゃったね…」


時之神は秋山にまだ伝えてないといけないことがあったのだが、彼の躊躇しない選択のせいで伝えることができなかった。



時之神「そこまで三宅優花(かのじょ)が嫌いになったのかな?(笑)まぁ、私は彼に嘘は言ってないからね。ふふっ…これから彼がどうなるか楽しみだなぁ」




…………………





時之神「さて、次の方の相手を始めようかーーー」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








目覚めるとオレは青空の太陽の下、草村の上で仰向けになっていた。

草木の匂いが鼻をくすぐる。



秋山「……本当に生きてるんだな、オレ」


と呟いてる場合ではない。

こちらの世界の常識がわからない以上、ここは危険な場所の可能性がある。


貰った装備の確認をしなければっ!


秋山「あれっ?何にもオレ持ってないけど…嘘だろ?」


もう一度装備の確認をする。

今の装備は学園指定の夏服装備一式(カッターシャツと黒ズボンベルト付)

そして指定の黒鞄(中身は筆記用具と弓道の手袋)

のみである。


武器と防具を貰っていなかったとは…。

そういえば時之神なんか言ってたけどこの事だったのかもなぁ…。

ヤバい…終わったかも。



ガサガサッ



秋山「ーーっ?!」



今、何かがすぐそばで動いた!


ヤバいっ!

今襲われたらたまったもんじゃない。

第2の人生始まって速攻死にましたとか洒落になんないよっ!!



オレは草むらの奴の出方を待った。

本能的に下手に動けばやられると思ったからだ。


だから後ろには警戒など微塵もしていなかった。




ガシッ

??「おいっ!」



何者かに肩を掴まれたーーー

そう理解した時にオレは、



秋山「うわぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


みっともなく声をあげて走り出した。



??「おっ、おぃ待てっ!そっちはやば……」



何者かは何かを叫んでいたが、オレは無我夢中で走った。


ーーーーーーーーー







秋山「ハァ、ハァ……勢いで走ってきたけど、しっ、失敗だったかな?!」



驚いたっ!

しかも後ろから声を掛けられるとは思ってもなかったので余計にだ。



息を整えながら周囲を見渡す。

どうやら森を抜けたらしい。

視界には日本で見慣れた畑が…………



秋山「…ぇ?はたけ??」



よくみると麦わら帽子らしきものを被った人が何人か見えた。

農作業真っ最中らしい、と思う。



まるで元の世界の日本の田舎の景色そのものだ。



秋山「なんだよ…拍子抜けしちゃうな。ばぁーちゃん家思い出すよ…。ん?なんだアレ??」



畑の土に混ざって何かが土の中から出ている。



秋山はソレを確認するため近くまで足をのばす。




が、その一歩を動かすのを止めた。


強烈で、どこかで嗅いだ事のある異臭に気づき足を止めざるをえなかったのだ。



秋山「この臭い…血の、血の臭いだ……」



足を止め、先ほどの気になる畑に目を向ける。



よくよく見ると、土に埋もれていたのは





秋山「人の手だ…」




白い、人の腕が土と泥に混ざって……



うぇっーーーーーーーーー!!!!



そう理解した瞬間、嘔吐してしまった。




ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ



頭の中は恐怖で支配されつつある



決して声をあげてはいけない



見つかれば自分は殺される




死にたくない



そこでぷつりとーー思考が止まったのち


秋山は失神した

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