おまけ
9章終了時のデータです。
……が、今回は主要キャラにめだった変更がないので、新規サブキャラの解説となっています。
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≪サブキャラ≫
『イルトカ=シユ=リノタ』
リノタ帝国皇帝。52歳。口ひげを蓄えた壮年の男性。これといった業績はないが、帝国を無難に統治している。7人の妻の間に8人の息子と4人の娘がいる。
『ヨナン=シユ=リノタ』
リノタ帝国第一王子。29歳。ザイオン曰く、兄弟姉妹の中で一番イルトカに近いタイプ。慎重で堅実。何事もなければ無難に国をまとめると評価される。
『ショーン=シユ=リノタ』
リノタ帝国第二王子。27歳。ザイオン曰く、兄弟姉妹の中で最も武勇に長けた男。帝位につけば、帝国の版図は一時的に拡大するが、それを維持するのは難しいと評価される。
『ユフィー=シユ=リノタ』
リノタ帝国第三王女。15歳。コウベキオ特別行政長官。ザイオン曰く、兄弟姉妹で一番帝位に相応しい者。人をまとめあげる資質があり、人たらしでもある。版図拡大はそれほど望めないが、帝国を500年は維持する事が出来る逸材。
基本的にはゆるふわな性格。平和主義かつ理想主義で一見すると統治者には向いてないが、その本質は『強欲』。理想を掲げ、どんな困難を前にしても諦める事なく追い続ける事が出来る。それでいて、現実を見る目もある。なにより、兄弟姉妹をまとめられあげる唯一といっていい人物。
かつて命を救われたアリューに一途な想いを寄せている。
『アリュー』
リノタ帝国竜騎士。32歳。ユフィーに仕える騎士。元は将来を期待された近衛騎士であったが、ユフィー(当時6歳)の護衛中に失態を犯し、王女を誘拐される。必死に王女を救い出したが、その責任を問われ近衛騎士の身分を剥奪。その後、竜騎士隊に転属となる。
これはユフィーが皇帝に直訴した結果で、以降、ユフィー専属の竜騎士として付き従う。
相棒の騎竜の名は『ファム』。火と風と光の三属性を宿した『白銀竜』。
ユフィーに好意を抱いているが、身分の違いや歳の差などを気にするあまり、ユフィーの為にならないのではないかと考えている。
(二人が出会った時は、アリュー23歳・ユフィー6歳なので、交際に発展しようがなかったともいう)
真面目すぎる性格。女性経験ナシ。
『ギルス』
ユフィーの執事。28歳(本当は228歳)。軍神ギルメウスの血を引く半神半人。ユフィーに忠誠を誓っている。
知勇に優れるが、正体を隠している為、滅多に実力を見せない。ユフィーの曾祖母と縁が深く、ユフィーやユフィーの母親を陰ながら見守っている。怜悧冷徹な印象があるが、根っこは義に厚い。
『フロー=ターコイズ』
海底神殿の管理者。『怠惰』を司る『引きこもりの元魔王』。年齢不詳。見た目は20代前半の女性。
緑色系の悪魔の王だが、フロー本人は青色系の悪魔の血も受け継いでおり、緑色系としては傍流にあたる。
錬金術にしか興味がないダメな大人。生活力0。
『ホルス』
フローの生み出したホムンクルス。フローの世話係。死霊魔術師。
魔素(『羨望』の感情)の影響で暴走。エンヴィシャークを召喚し、カップル撲滅に向け聖戦を開始する。
『アマン』
ホルスによって召喚されたゾンビ。生まれたてのアンデッドにしては個性が強い。ホルスに気に入られ、副官のような立場になる。
(以下、ネタバレ)
実はトリーシャの眷属。レスファリア森林国でルドナたちを襲撃した神造素体の一体。『神殺し』の情報を集める為にコウベキオ近辺で活動していたところ、今回の騒動の兆しをとらえ、スパイとして潜入する。
『ロイ』
ホルスにやとわれた傭兵。『神殺し』の1人で、神滅剣・コガミを持つ。