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009話 初めての海外旅行 偉大な人達と出会います! の件について      (´∀`*)

これは仮想戦記小説です。

これはIF戦記小説です。

これはシミュレーション戦記小説です。


……たぶん。

「アナタハ神ヲ信ジマスカー?」


「私は神を信じない。宗教の勧誘なら他所でやってくれたまえ」


「オゥ! 私モ神ヲ信ジマセーン!

神(ワイ◯マン)ナラ、キリ◯ガ既二殺シマシタ!」


「何を言っているのかね。私をからかっているのかね」


「いや、これは申し訳無い、ちょっと覚えたばかりの東洋のジョークを使ってみたくて。失礼しました。

改めて、私はベニート・ムッソリーニ。イタリアでしがない教師をしていた者です。

あなたは、あの伝説の巨人イ…じゃなくて、シンビルスク生まれのウラジミール・レーニンさんですね」


「ほぅ、私の出身地までご存知だとは、何者かね」


「単なるイタリアの種馬です。ボクシングはしませんが。ここには、あなたと『共産主義的な何か』について語りあいたくて来ました。一杯奢らせていただけますか?」


30分後、とある酒場にて……


「だから一国で共産主義が勝利をおさめても他の国々のブルジョアジーの反攻を呼び起こす事になるんです! 一国での勝利は戦いの終わりではなく始まりに過ぎんのです! お偉いさんはそれがわかっちゃおらんのです!」

「その通りだムッソリーニ君、全世界でブルジョアジーを打倒して世界は初めて戦争から解放されるのだ!」


そこには共産主義革命について熱く語り合う二人の男の姿があった。そして更に一時間後……


「でしゅから共産主義はぁ、ありゃゆるぅ戦争にぃ反対しちゃらめなのれすよ」

「しょの通りだムッソリーニ君、共産しゅぎぃしゃは革命せんそぅの反対しゃぁにはなっちゃぁいけんのだよぉ」


そこには酔っ払い呂律が怪しくなって来たものの、未だ共産主義革命について熱く語り合う二人の男の姿があった。そして更に一時間後……


「りゃからぁメイドふくぅは正義なのれすぅ、あれこしょは女性のうつくしぃさを引き立てる最強のアイテムなのれぇすぅ」

「そうにゃんだよ。ムッソ君、しょのとおりにゃぁ! メイドふくは最強にゃあのだぁ!」

「わらぁしがぁねぇイヒャリアの指導者になっちゃら15歳いじょう45歳みまんのじょせいはぁメイドふぅく着用の法律をつくりぃまぁすよぉー!」

「すばらしいにゃぁー! この世の楽園だにゃぁーー」

「お姉ひゃん、ワインをもう一本、もぅいっぽんくらはい」

「お客さん、飲み過ぎですよ、もうやめといたら?」

「らいじょぶれすはら、らいじょぶれすはら、ねっレーニンたん」

「そうにゃぁ! まらのめるんにゃぁ!」


そこには酔っ払い呂律が怪しくなって来たものの、未だ共産主義革命……ではなく、メイド服について熱く語り合う二人の男の姿があった。……もう、だめかもしれない、この二人。






数日後


「失礼ですが、あなたはアルバート・アインシュタイン氏ではありませんか?」


「そうですが、あなたは?」


「これは失礼しました。私はベニート・ムッソリーニと言い、イタリアで教師をしていた者です。

ここでお会いできたのも何かの縁、よろしければ、あなたと『相対性的な何か』について語りあえればと思いまして。

よろしければ、一杯奢らせていただけますか?」


「ほう、『相対性的な何か』ですか?」


「えぇ、光の速度は一定であり、私の抜け毛もまた一定であるという相対性的な何かです」


「おぉーそれは興味深い、私も相対的な何かついて研究しているところなのですよ。私が相手で良ければ是非ともお話をいたしましょう」


そして二時間後、とある酒場にて……


「れぇすきゃらねぇ、かにゃらず来るんですよぉ絶対領域とよぉばぁれるぶぶんがぁ見ぃれぇるひがぁ」

「そぉれぇはぁすばらしいぃーーーーわたしぃはぁいまぁもうれぇつぅにぃかぁんどぅしてぇおりぃまぁすうですぞぉーーーー」

「だきゃらぁにゃがいきぃせぇんとぉいかんのおれぇすぅよぉ」

「そいちゅはしゅばりゃりしぃみりゃいでぇすなぁ、ぜぇひぃともぜったぁいりょういきぃをみぃるまでぇはひにぇましぇん」

「わらぁしがぁねぇイヒャリアの指導者になっちゃら15歳いじょう45歳みまんのじょせいはぁぜんいんミニスカートぉ着用の法律をーつくりぃまぁすよぉー!」

「すばらしぃー! それはぁすばらぁしぃーーせかぁいですぅぞぉー」

「あっお姉ひゃん、ワインを、ワインをもう一本、もぅいっぽんくらはい」

「お客さん、またですか? 飲み過ぎですよ、もうやめといたら?」

「らいじょぶれすはら、らいじょぶれすはら、ねっ、シュタインたん」

「そうれすらぁ! まらぁまらぁのめまぁすらぁ!」


そこには相対性的な何かはどこへやら、酔っ払って絶対領域とミニスカートが見れる未来について熱く語り合う二人の男の姿があった。……もう、だめかもしれない、この二人。




『メイド服+ミニスカート=ミニスカメイド……

それが主人公の好みらしい。


だが敢えて言おう!

私はロングスカートのメイド服の方が!

それに眼鏡をかけてる方が!

英國のエ◯さんは理想のメイド!!


ただしベネズエラのロベル◯さんは勘弁ね

ドンパチやる時は頼りになるメイドなんだけどね……』




〖ともかく、こうしてスイスに来た主人公は色々な人々と出会い交流を深めていくのであった……

その出会いを主人公はイタリアの未来に活かせるのか!?

果たしてイタリアの未来は……

酔っ払って猥談している主人公を見る限り、やはりダメかもしれない〗


【次回予告】


揺れる時代が主人公を駆り立て権力に立ち向かわせる。

しかし、その代償は大きかった……


次回、「栄光の勝利を、ヘタ・・・じゃなくて、イタリア王国に」

第010話「残るは・・・」

ご期待しないで下さい!




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



【ちょっとお話】


2年です……

長かった……

実に長かった……

とても長かった……

某巨大掲示板のネット上の仮想戦記を語る所で一昨日「栄光の勝利を大日本帝国に」の名前が初めて話題に出ていました。

今日、見つけたのですが、もうびっくりしました。Σ(´∀`;)


この作品は2014年9月に投稿を開始したのですが、それ以後、私は「栄光の勝利を大日本帝国に」がネット上のどこかで話題にあげられていないだろうかと、これまで何度も作品名と自分のHNを検索してきました。

しかし、いつもその結果は残念な事に。

そしていつしか時は流れ、投稿を開始してから丸2年経って、ようやくネット上の掲示板で話題にしてくれる人が現れたのです……(ノД`)・゜・。


良い事は書かれていませんでした。

ついでに「死の商人S」はヤバイ奴とも書かれていました。

いいんです。書かれるだけで、もう充分。

批判だろうが叩きだろうがネット上で話題にあげてくれるだけで満足です。


これまで何度検索しても何も引っかからない事に、もはや

「叩く価値すらねぇよ無視無視」

「語る価値なんか一文字もねぇよ」

と思われているのかと思っていましたから(ノД`)・゜・。


例え批判だろうと叩きだろうと、書き込みをした人は作品を読んでくれた貴重な読者様です。

インターネットの普及で手軽に多くの人に小説を読んでもらえるとはいえ、ネット人口から言えば私の作品を読んで下さる人は極々少数、いえ、それはもう微々たる数でしかありません。


しかも読んだ上で何かしらの反応をしてくれる人は更に少数です。

批判だろうと叩きだろうと作品に反応してくれるという事はとても貴重な行為です。


ネットに書き込みしてくれた方ありがとう。

話題にしてくれてありがとう。

批判してくれてありがとう。

有り難うの一言です<(_ _)>


そして勿論、これまで私の「小説家になろう」での作品にブックマークをしてくれた方、ポイントをいれてくれた方、レビューをくれた方、感想をくれた方、活動報告にコメントをくれた方、そして作品を読んでくれた方、全ての人達にも心から厚くお礼申し上げます<(_ _)>

有り難うございました。

そしてこれからもよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>

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