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旅立ち

 翌朝 皆と待ち合わせしていると、父上達が見送りに来た。

「本当に大丈夫かい?」

「戦力的には、大丈夫です。」

「金銭的には?」

「御祖父様に頂きましたので、大丈夫です。」

 金銭的にピンチだったが、御祖父様に”ファイヤーボム”の銀の杖を買い取ってもらい、かなり裕福になった。(金貨100枚て、確か、元値銀貨50枚だったのに、御祖父様ありがとう)

 皆の準備も出来た所で、出発する事にする。

「では、スケさん、カクさん、参りましょうか。」 笑ったのは、父と兄だけだった。

(古かったか?やっぱりフリ〇ザの方が良かったかな?)

 父と兄以外なぜ笑っているのか、解らないまま出発した。

 町で東に向う駅馬車に乗る、ココから5つの町で乗り換えながら、5泊6日の旅になる。鎧の上にフード付きマントで、いかにも旅人らしい格好の自分に比べ、メイド服のアイシャさん。

「アイシャさん、メイド服のままで良かったの?」

「メイドにとって、”エプロンドレス”のメイド服は、仕事着であり礼服であり戦闘服なのですよ。」

 言葉を失い、スケさん、カクさんを見る、騎士のまんま、フルプレートの頭だけ取っている状態で座っている。

「スケさん、カクさん、冒険者に変装して行くと、言いましたよね?」

「騎士にとって、フルプレートは、仕事着であり礼服であり戦闘服なのですよ。」

 口調を真似されて、アイシャさんが。

「なら、あなた達は、葬儀や結婚式、王家の晩餐会などに行くのに、その格好のままなのですね。」

「すいません、調子に乗ってました。」 2人して土下座で謝っている。

「で、そんな装備で冒険者に見える? 自分のハーフメイルでさえ、冒険者としては珍しいのに。」

「とは、言われましても、防御力とか考えますとコレ以外は、見劣りますし、任務優先で考えまして。」

「いや、それ以外にも理由が有るけど、大丈夫?」

「それ以外の理由と言いますと?」

「6日も、馬車の中で日中過ごすのに、疲れない?」

「あ! 考えて居ませんでした。」

「がんばってね!」

 自分とアイシャさんは、次の町まで本を読んで暇を潰す、騎士たちは緊張して周りを警戒している。

「そう警戒すること無いよ、この国の中で少なくても次の町まで、襲われるような事ないから。」

「なぜそう言い切れるのです?」

「もし、盗賊がこんなに近くに居たら。自分が冒険者として、盗賊退治に行ってるから。」

 皆、納得したみたいだ。

 夕方 最初の目的地の町に着き、それなりの宿に止まる、

「部屋を4つお願いします。」

「いえ、3つで十分では?」

「いいえ、2つで十分です。」

「ちょっと、話し合って来ますね。」

 4人でフロントのソファーに移動する。

「え~と、取り合えず1人1部屋だと思ってたんだけど?」

「それだと、警護が出来ません。おう・・・ジーク様の部屋に我等が交代で護衛しますんで、3部屋で十分です。」

「3部屋も必要有りません、私がジーク様の身の回りの世話をするので、あなた達は2人で1部屋使い、私がジーク様と同じ部屋になります。」

「こんな始めの町で、襲われるような事は無いから、護衛なんて要らないし、まだ初日なんだから、疲れない様にしっかり休もうよ。」

 多数決のすえ、3部屋になった。

「すいません、お待たせしました。2人部屋を1部屋と1人部屋2部屋、並んで3部屋て在りますか?」

「ん~1人部屋は2階2人部屋は3階に分かれてるんだ。」

「2人部屋で、並んで3部屋は、在りますか?」

「悪いね、今1部屋埋まってて、2部屋しかない。」

「解りました。1人部屋4部屋並んでお願いします。」

 部屋の都合で2人部屋が3部屋取れないんで、1人部屋4部屋にした。

「ちょっと待って下さい、それなら、2人部屋2部屋で良いじゃないですか。」

「自分が落ち着いて眠れませんから、却下です。」

「昔は一緒でも眠れたではありませんか。」

「赤ん坊の頃でしょ、しかも、ずーと起きてたし。」

「なんで、そんな事を知ってるんですか?」

「薄目開けて見てましたから、この人何時寝てるんだろうと?」

「そんないい加減な事言わないでください。」

 取り合えず、何か在れば隣の部屋なんで直ぐに駆けつけられると、納得してもらい、部屋に向った。

 食事を取り、明日に備え早めに寝る事にした。



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