ゴブリンの軍
王都に帰り、御祖父様と別れ、冒険者ギルドに向かった。 ギルドの中で、ハンソンさんに出会い挨拶をする。
「こんにちわ、ハンソンさん、早速、頂いた刀が、役に立ちました。有り難うございました。」
「おお、そうかい、それはよかった。て!坊主 冒険者成りたてのFランクだよな?」
「はい。薬草を探しに森のそばまで行ったのですが、そこでゴブリン達に襲われて。」
「そうか。無事でなりよりだ。 が!危険な事をするのと、冒険をするのは、違うからな! 肝に銘じるように。」
「はい、判りました。」
「じゃ、受付で報告して来い。 あ、後で、その刀をみせてくれ。」
「はい、良いですよ。」 受付に移動しギルド証と薬草を渡す。
「薬草の買取ですね。少々お待ちください。」
処理をしていた受付嬢の動きが止まり。するどい目つきで、睨み付けて来る。
「危ないじゃないですか!いきなり戦闘とかして。しかも同じ時間帯に4匹同時だなんて。しかも1匹は、ゴブリンリーダーじゃないですか。」
ゴブリンリーダーと聞いて、ハンソンさんが、聞いてきた。
「ゴブリンリーダー? おい!坊主!その4匹きは、小隊を組んでいたのか?」
「ええ。正確には5匹ですけど?」
「残りの1匹は、どうした?」
「通りすがりの、大魔王さまが、倒してくれました。」
「正義の味方で無しに? まあいい。これから直ぐに訓練所に行くぞ。報酬は後で良い。それよりも確かめたい事がある。」 そう言って、無理やりギルド裏の、訓練所に連れて行かれた。
「どうしたんです?」
「お前の刀の腕を見たい。」
「鉄の鎧なんてまだ切れませんよ?」
「なら、皮鎧ならどうだ?」
「どうだろ?傷つける程度じゃないかな?」
「お前の言う、刀の斬り方て、言うのを見てみたくてな。朝から準備して待っていたんだ。」
広場の中心に”カカシ”が2体皮鎧を着て立っている。
「ゴブリンを相手にして来たんだ、カカシぐらい何でもないだろ?」
「はぁ~良いですけど、ズルをしますよ?子供の力だとどうしょうもないので。」
「ズル?何をするんだ?」
「魔法で身体強化。」
そう言って、カカシとの間合いを取り、ブースト魔法を掛け、刀に手を当てる。
「行きます!」
掛け声とともに、居合い斬りで、左下から右上に、刀を返して、右上から左下にと。斬り抜いた。
「ホントに斬りやがったな。しかも2回も」
「達人ですと、何度斬ったか判らない位、素早く斬るらしいですよ。」
ハンソンさんが、横の、もう1体のカカシを自分の剣で切りつけ、その切り口を見比べる。
「確かに切り口が全然違うな。これが斬ると言う事か。」
納得したのか?ハンソンさんとギルドの受付嬢の所に、もどった。
「あ、おかえりなさい。」
「俺は、これから、城に報告に行って来る。リーダーが率いるゴブリンの小隊が居たて事は、ゴブリン軍が、居るて事だからな。 それと坊主は、Eクラスに昇格だ。少しでも戦力がいるし、いや。当てにしている。」 そう言って、ハンソンさんはギルドから出て行った。
「え~と、どういう事でしょうか?何かしました?」
「さあ?刀の腕を見せただけですが? ところでゴブリン軍て、何です?」
「ゴブリン軍てのはですね、ゴブリンキングが率いるゴブリンの群れの事です。」
普通ゴブリンは数匹で群れる事があるが。ゴブリンキングが現れると、階級や秩序を持った軍隊に変わり、周りのゴブリン達を統合して、数千匹の軍隊に成るらしい。
「て、事で。キルヒアイスさんが遭遇したのが」
「その偵察部隊と。」 しばらく2人供黙り込んだ。
「とりあえず、報酬を渡しますね。」 銀貨6枚渡してきた。
「多すぎるのでは?」
「内訳はですね、ゴブリン3体で銀貨3枚、ゴブリンリーダで銀貨2枚、ついでの薬草で銀貨1枚になります。」
「薬草そんなに高いの?」
「いいえ、薬草だけだと銅貨2~3枚です。なので情報料として買い取らせてもらいました。」
「そうですか。」銀貨6枚を受け取る。
「それと、Eランク昇格おめでとうございます。」
「え?なぜ昇格したんですか?」
「先ほど、ギルマス いえ、ギルドマスターが、仰ったじゃないですか?」
「もしかして、ギルドマスターて、ハンソンさんなの?」
「はい。Aランク冒険者で、この町のギルドマスターです。」
(腕のいい冒険者だとは思ってたけど、Aランクでギルマスだったのか。)
「魔石も買取してますが。どうします?」
「何かに、使えそうなんで、やめときます。」
ギルドでの用事も終わり帰ろうとしたところで、呼び止められる。
「近じか、緊急召集が、掛かりそうなので、準備して置いてくださいね。」
準備のため、鍛冶屋に寄る事にした。




