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理想を現実にする異世界転生  作者: 草原 草原


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第13話 改造-モディフィケーション-

「さあ、どっちにするか選べ。ちなみにカイト。僕の予定ではイデアルで身体能力を引き上げる予定だったが、どうしてもいやだったら別に断ってもいいぞ。僕はカイトの意思を尊重する」


 カイトは少し迷ってからはっきりと答える


「私は、ネオ様が望むのであれば人体改造でも何でもしたいと思っています」


「まあ、カイトはそう言ってくれると思っていた。さて、ニューはどうだ」


「うーん、ぐぬぬぬぬ。うーーーーん・・・分かった。お兄ちゃんの案に賛成する」


 ものすごく悩んだ末、ニューも賛同してくれた。しかし滅茶苦茶不本意そうな表情をしている


「じゃあ決定だな。で具体的な肉体改造法なんだが、やり方は簡単だ。寝る前にイデアルを使って寝る。それだけでいい」


「それでは寝ている間に解除されてしまうのでは?」


 カイトの言う通り、イデアルは集中力が切れると自動的に解除されてしまう。正しくはイデアルを含む魔法はイメージなので熟睡中に何かを想像できないから解除される。逆に言えば寝ている時も想像さえできれば使い続けることができる


「初めのうちはそれでいい。イデアルの副作用は時間に比例するからな」


「意識がなくなるまで10分くらいだけどそれくらいでいいの?」


「まあ使いながら寝たら分かる。感想は明日聞かせてくれ」


「はーい」


「分かりました」


 そしてその日はそのまま僕たちは眠りについた




 翌日。今日起きた時にはすでにニューもカイトも起きていたため、眠れなかったということはないだろう


「おはよう、昨日はどうだった」


「んー、寝ているのに意識がある的な?今までに感じたことない寝心地だったよ」


「寝不足とかにはなっていないか」


「うん、大丈夫」


「カイトはどうだ」


「私もニュー様と似た感じです。ですが、いつもより調子がいい気がします」


「そうか、それはよかった」


「お兄ちゃん、私たちに何が起こったの?」


「イデアルは基本的に脳の処理能力が上がるんだ。理想の自分を思い通りに動かすためには今の僕たちの脳じゃ全く足りないだろ?それが体を動かす必要ないとなればイデアルを使い続けることに意識を割けるようになる、という理屈だ」


「私、脳の処理能力が上がる想像してないよ」


「そこまで具体的な想像はしてなくても、体が思い通りに動く想像はしているんじゃないか」


「まあ、それくらいは?」


「それでも十分脳の処理能力が上がるみたいなんだ。もちろん意識したほうが効率的に上がるけどな」


「じゃあどうして先に言ってくれなかったのよ」


「最初からいろいろ言われても困るだろ。ニューはできたとしてもカイトは」


「・・・お兄ちゃんのくせに正論言っている。いつもカイト君にはパワハラみたいなことしかしていないのに」


 失礼な妹だ。僕はできるギリギリを攻めている。たまにオーバーするけど


「まあ今日からは結構口出しをするだろうから、覚悟しておけよ」


「はーい」「わかりました」




 その日は何事もなく終わり夜になった


「一気に数個想像できるなら一気に行くが、想像できそうか」


「そんなたくさんあるの?」


「多くはないが少なくはない。まあイメージが崩壊しても困るから一つずついこう」


「最初は何?」


「今日言っていた脳の処理能力についてだ。複数のことをいつもより高速で考えられるイメージを持ってイデアルを使ってくれ。ニューは・・・まあできるだろうから、カイト。もしイメージが難しそうなら僕が言った感覚共有を複数匹できるようになるイメージを持ってくれ」


「分かりました。理想化(イデアル)


 カイトのイデアルは見た目にほぼ変化がないイデアルである。前の戦いで生えていた羽はオプションであり、必要な時にだけ生える便利仕様だ


「ではおやすみなさい」


「じゃ、また明日な」


 そう言ってカイトは自分の部屋に戻っていった


理想化(イデアル)・・・うーん、もう一回。理想化(イデアル)


「珍しいな、ニューが苦戦するなんて」


 ニューは前世では、特別な警察のエリートだったらしいからできないことないと思っていた


「私だって苦手なものは色々とあるよ。今まで複数の思考を一気にしたことなんてないから、思ったより苦戦してる」


「抽象的に複数のことを考えるのではなく、例えば前世の思い出と明日食べたいごはんとか具体的に想像してみろ」


「具体的に・・・理想化(イデアル)。上手くいった!」


 ニューが立ち上がって喜ぶ。こんなうれしそうな表情久々に見たぞ


「へぇー、適当に言ってみるものだな。案外できるモノなんだ」


「え?分かっててアドバイスしてくれたんじゃないの」


 ニューの笑顔が固まる


「ああ、僕は一発で成功したからな。正直、何も分からないまま助言をした。喜べ、これは紛れもなくニューの才能だ」


「・・・、・・・寝る!!おやすみ!!!!」


 しばらく口をパクパクさせてから言葉が思いつかなかったのか、ベッドにもぐりこんでしまった


「あ、まだ・・・まあいいか。明日でも」


 今すぐやらなければいけない話でもないからな。よし今日は寝よう。昨日も思ってたけどニューのオーラってなんか寝心地が良くなる気がするんだよな

[ちょっとだけ補足]イデアルを使い続けて完全に成長が止まったとしても寿命は存在する。しかし寿命が200年以上になることもある


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