7話 混乱
初めてのかたははじめまして、絶望先生です。
今回から書き方変えてみました…
たぶん変わってるはず…だよね?
てなわけで7話です。
※誤字注意
船に乗っている最中、リンが流されるところだった。
さすがに2時間以上揺れる船の旅はきついだろう。
時速400キロもあるスピードで船は動いている。
この船は魔法石で作られた船である。
操縦者が魔力を魔法石に放出し、操作するのである。
魔力の放出量が大きければ大きいほど力が大きくなる。
カイトたちはその船に乗りながら、アニマル島まで船に乗っている。
リンは乗り物に弱いが、さすがにここまでとなると処理方法が見つからないのである。
「うぷ…気持ちわる…。」
「ったく、なんでお前きたんだよ…。」
「ちょっとあの島にようがな…。」
「?」
カイトが少し疑問に思う。
アニマル島は動物たちが住んでいる場所である。
動物にあまり興味を持たないリンが妙だとカイトはその時思った。
そしてしばらく話していると、リーナが船のデッキから顔を出した。
「島が見えてきたから、準備してね。」
「りょ~か~い。」
と言ってからカイトたちは荷物をまとめて、準備をした。
船から下りて周りを見渡すと、全体が森で覆われていた。
どこから行けばいいのか全く分からない。
少し考えてからカイトたちは下りたところを集合場所とした。
カイトが言う。
「どうする、どうやって別れる?」
「二手に分かれるか。」
「え、どうやって二手に別れるんだよ。」
カイトが尋ねる。
リンは当然のようにカイトに向かって言う。
「俺は大丈夫だろ。」
「いや、お前魔法使えないから三人で行動したほうが…」
「ええじゃん、ささ行った行った。」
といってカイトとリーナのペアとリンで別れていった。
早速カイトとリーナが森に入った。
するとカイトが何か踏んだのか、どこからか変な音がした。
カイトが危険を感じ、後ろを振り向く。
そこには一匹の大きな狼が立っていた。
大きさは約3メートルで、目の上には傷があり、口からはよだれがダラダラと落ちていた。
カイトはこの時、どうやって逃げるか考えた。
そして、一瞬でリーナを肩に持ちながら逃走した。
それに気づいた狼はカイトたちの後を追う。
「あんな狼、私はじめてみた…。」
「そんなことより殺気感じろ!!!逃げるぞぉぉ!!!」
そのまま行く先も分からないまま逃げていった。
だが、木にカイトの足が引っかかり、カイトがどこかに落ちていった。
ズザザッ!!!と音を立てながらカイトはどこか分からないところに落ちて行った。
「イタタタ…どこだここは…。」
一体どこまで落ちたのか分からない。
倒れた体を起こしながら前を見た。
前を見た瞬間、カイトは驚いた。
それは空想のものだと思っていたのがあったのだ。
そこには一人の狐の耳と尻尾を生やした少女がいたからなのである。
どうでしたでしょうか。
次回もよろしくお願いします。




