夜明けの女神
「ーーー貴方の夜は私が晴らすわ。」
大国アルメニア王国の公爵令嬢として蝶よ花よと育てられてきたエリーザベトは、幼い頃から不思議な夢を見る。
産まれた時に手に握り締めていた「神の涙」と呼ばれる宝石。時に胸を温め時に胸を締め付ける朧気な夢の数々。家族に似ても似つかぬ、角度によって移り変わる夜明け色の色彩を持つ瞳。
〝自分は何者なのか〟
この話は、真相を追い求め、のちに夜明けの女神と呼ばれる、エリーザベト・ディセントラ・フォン・カサブランカの愛と試練の物語である。
プロローグ
また巡り会えるならば
2018/08/23 23:18
(改)
第一章
幸せな朝と憂鬱な今日
2018/08/24 00:11
王宮までの道のり
2019/01/17 01:00
シュナイゼル殿下というお人
2019/01/17 01:29