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閑話休題(或いは後書きモドキ)

慶志朗 「……ねえ、翼君……」

翼   「うん?どうしたんだい、慶志朗君?何やら難しい顔をして」

慶志朗 「これってさ、僕が主人公の話だよね?それにしては随分ひどい扱いじゃない、これ?しかもオマケのヘタレって……」

翼   「アハハハ、何を言っているんだい、慶志朗君」

慶志朗 「?」

翼   「この話の主人公は僕だよ?」

慶志朗 「はぁ!?な、何を言っちゃってるの?題名にK46って書いてあるし!誰がどう見ても、主人公は僕じゃないか!」

翼   「ああ、それは違うよ、慶志朗君」

慶志朗 「え?」

翼   「K46は『ヒーロー』ではあっても、主人公は別なんだよ。その証拠に、『』の部分に、思いっきり「白銀の騎士と黒百合姫物語」ってかいてあるじゃないか」

理瀞  「そう、つまりこの話の主人公は、翼さんと私なのですよ、慶志朗様」

慶志朗 「うわ、びっくりした!どどどどどこから出てきたの、静野さん!」

理瀞  「まぁ。こんな適当な番外編でも、そんな他人行儀な呼び方をなさるなど……本編でも言った通り、理瀞と名前で呼んでくださって結構ですわ」

慶志朗 「え?あ、ああそうだね……じゃ、じゃあ理瀞さん……?」

理瀞  「はい、何でしょう?」

慶志朗 「確かに、『白銀の騎士と黒百合姫』ってなっているけれどさ、話の視点はまんま僕じゃない。それなのに、何で主人公が翼君と理瀞さんになるのさ?」

理瀞  「それはとても簡単な事です、慶志朗様」

翼   「確かに君目線が主体だけど、一人称じゃないじゃないか、慶志朗君」

慶志朗 「…………ぇ?」

理瀞  「それに、カッコして(オマケのヘタレ)ですよ?ですから慶志朗様には申し訳ありませんが、ただの話の進行役というだけです」

慶志朗 「う、嘘だ!だって、あんなに目立ってるじゃないか!K46になるとすんげえカックイイし!強い……程でもないけれど……それを抜きにしても複線だってバンバンあったし!最初と最後で設定が全く変わってるし!」

翼   「いや、まぁ……でも普段の慶志朗君は地味だし」

慶志朗 「ぐっ……!」

理瀞  「ヘタレていますし、すぐいじけますし」

慶志朗 「ぐぬぬっ……」

翼   「君が主人公だとすると、はっきり言って途中が地味すぎて印象ないよ?」

理瀞  「それにビジュアル的にも普段の慶志朗様はただのチビダサヤボ眼鏡ですし」

慶志朗 「チビじゃないやい!皆の背が高すぎるだけだい!それに眼鏡はダサくない!かっくいいんだよ!これがトレンドなんだよ!」

翼   「確かに、作中に出てくる人物は全員慶志朗君よりも、設定上は高身長だけどね」

理瀞  「でも、絵面的にどうしても地味だと言うことで、急遽私達が主人公として抜擢されたのですよ、慶志朗様」

慶志朗 「え、そうなの?き、聞いてないよ、そんな話!?」

理瀞  「ハイ。まぁ、私は元からメインヒロインとして登場する予定でしたのですが」

翼   「何を言っているんだい。ヒロインは最初から僕の予定だったんだよ?理瀞さんは僕のライバルとして出てくる予定だったと聞いたよ?」

理瀞  「翼さん、それは勘違いですわ。才色兼備、超砂時計系ナイスバディの私が、当初からヒロインとして考えられていたのです」

翼   「それこそ勘違いでしょ?男勝りだけど、根が女の子っぽいという設定だった僕が、最初から慶志朗君の相手として考えられていたんじゃないか」

慶志朗 「うわっ!な、なんか二人が物凄い睨み合いをはじめてるぅ!?こえええええっ!……って……何この紙切れ?え、作者のメモ?これを読め?どれどれ……」

翼   「ん?どうしたんだい、慶志朗君?」

理瀞  「慶志朗様?その紙切れは一体?」

慶志朗 「えーとね……この話の、初期設定のメモらしいんだけれど……メインのヒロインは当初、理瀞さんを予定していたって……」

翼   「な、何だって!?」

理瀞  「そうでしょうとも。やはり完璧な美を持つ私こそが、ヒロインなのです」

慶志朗 「えっとね……『その予定だったのだが、性格が悪過ぎ。メインヒロインに据えると人気が出なさそう』という理由でサブヒロインに変更したって……」

理瀞  「なっ!」

翼   「アハハハ、ほら、やっぱり僕がヒロインだったんだよ、理瀞さん」

慶志朗 「……………………………」

翼   「ん?どうしたんだい、なんか情けなさそうな顔をして?」

慶志朗 「えっと……ヒロインじゃないんだ、翼君は……」

翼   「え!?う、嘘だろう、慶志朗君!理瀞さんがヒロインじゃなかったら、僕しかいないじゃないか、そうだろう?」

慶志朗 「あのね……初期だと……翼君はまんま、男の子だったみたいだよ……立ち位置も、どちらかと言えば、東奥君に近かったみたい……後々には僕の親友になる、ライバルキャラ的な存在だったんだけど……」

翼   「……それ……もしかして……」

慶志朗 「うん……何かね……最初は『男同士』でそういう関係になる話だったとか……」

翼   「……………………」

理瀞  「……………………」

慶志朗 「……………………」

翼   「うん……それも悪くないかも」

慶志朗 「つつつつつつ翼君!?なななななにを言っているんだ!?」

翼   「だって、今の僕もさ、同年代の男子からは『最強の超人』女って事で敬遠されていて、代わりに女子からはお姉さま扱い受けているからね。女同士でも悪くないかなー?って思っていたし。だからそれが『男同士』でも、そんなに違和感ないかな、僕には」

理瀞  「そ、それは、つまり薔薇族宣言!?耽美の世界の話ですの!?け、慶志朗様と、男の翼さん……や、やはり翼さんが攻めで、ウケは慶志朗様……」

慶志朗 「ややややややややめてよ!ただでさえ、本編で僕は散々自分がそういう性癖なんじゃないかって悩んだんだし!」

理瀞  「ハッ!わ、私とした事が、何とはしたない想像を……って、もしかして今の私が『同性趣味』があるような表現なのは……」

慶志朗 「ある様な、じゃなくて思いっきりレ……」

理瀞  「レ……何ですか、慶志朗様?(ニッコリ)」

慶志朗 「ヒィィィィィィッ!?なななななんでもないです!りりりり理瀞さんの考えている通り、翼君がそういう趣味だったから、女性に変更した後も性癖をそのまま反転させるために、理瀞さんもそういう趣味になったらしいよ?」

翼   「なんか適当だなぁ。あれ?ということは、メインヒロインは僕達二人以外だったって事じゃないか?じゃあ、一体誰が?」

慶志朗 「えーとね……あまり言いたくないんだけどね……それは……」

翼   「それは?」

理瀞  「誰ですの?」

真彩  「アタシだヨ、小娘ども(ブハァーッ)」

翼   「うわっ、タバコ臭っ!だ、誰だい、この人は!?何かえらい美女が来たけど!」

理瀞  「そ、そんな……もしかして、プロポーションで私が負けている!?慶志朗様!こ、この妙に性格の悪そうな女性は一体だれですか!?」

真彩  「テメエに性格の事で言われたくねえヨ」

翼   「……な、何か顔に似合わずというか……意表を突いた口の悪さだな……」

理瀞  「ず、随分ガサツそうな方ですが……この頭の栄養を全て乳に持って行かれたような下品な女性はどなたです?」

慶志朗 「え、えーと……本編では二人と絡まなかったんだけれど……」

真彩  「アタシゃこのガキを産んだモンだヨ」

翼&理瀞「はぁ!?」

慶志朗 「……うん……これが僕のお母さん……」

翼   「う、嘘っ!?ちょっ、ちょっと待ってくれないか、慶志朗君!こ、この人が君に色々と怪しい事を教え込んだお母さん!?」

真彩  「怪しいたぁ聞き捨てならないね。単にこのガキが人の言う事を話し半分で聞き流して、適当にやってただけの事さね(プフーッ)」

理瀞  「ゴホゴホッ!な、何てタチの悪い喫煙者でしょう……で、でも、いくらなんでも無理がありません?どう見ても20代半ばでしょう、この方は!」

真彩  「お?うれしい事を言ってくれるじゃないか、小娘。気に入った!多少どころか思いっきり性格に難がありまくりの腐ったドブ川みたいな奴でも、ツラはまぁまぁだしな!おし、このクソガキはテメエにくれてやろうじゃないか!」

理瀞  「だ、誰の性格が腐ったドブ川ですって!?って……え!?」

翼   「ええ!?ちょ、ちょっとそんなことを勝手に決めないでくれ!ダメに決まっているじゃないか!」

真彩  「ああん?親のアタシが構わねえつってんだ。何でテメエがイチャモンつけんだ?」

翼   「け、慶志朗君は僕にとって一番大事な人だ!幾ら親とはいえ、勝手にそんなことを決められて黙っていられる訳ないじゃないか!」

慶志朗 「つ、翼君……(ドキドキ)」

真彩  「ほぉ。そんなにこのガキが気に入ってんのか、小娘?なら別にテメエでも構わねえよ。ま、ちっとばかりホモっぽい関係みてぇになっちまうが……美形なのには変わらねえからな。もらってくれるならどっちでも大差ねえだろうよ」

翼&理瀞「って、超アバウト過ぎじゃない!?」

慶志朗 「……それが僕のお母さんだし……父さんと結婚した理由を聞いたけど、それも結構アバウトだよ?」

翼&理瀞「そ、その理由って……?」

真彩  「白のスーツが似合うから」

翼&理瀞「…………それだけ?」

真彩  「後、アタシよりも豪快だったから」

翼&理瀞「………………………」

慶志朗 「ね?」

理瀞  「ね?じゃないでしょう、慶志朗様!何ですか、この超その場の勢いだけで結婚した感満載の理由は!」

真彩  「ま、その場の勢いでホレて、そのまま猛烈アタックかまして、強引にゴールインしちまったのは確かだけどな!(ブッハァー)」

翼   「というか……こんな性格からどうやったら慶志朗君みたいな素直な子がうまれるんだろう……?」

真彩  「そりゃあ、アタシとあの人の愛の結晶だぞ?素直な子に育つに決まってるじゃねえかヨ」 

翼&理瀞「……」

真彩  「あん?何だい、その胡散臭そうな目つきは?」

翼   「と、とにかく……この見た目は超綺麗だけど、口と性格がとても残念な女性が慶志朗君の本当の母親だっていうのは認めよう。何か、方向性がとても理瀞さんに似ているのが気になるけれども」

理瀞  「翼さん……それはどういう意味ですか?私はここまで性格悪くありませんわ」

真彩  「何だ、性格が悪い自覚はあったのか、テメエ。でも……ま、似てて当たり前さね。親戚だからね、この小娘は。血筋ってやつだな(ぷはーっ)」

翼&理瀞「ぇ!?」

慶志朗 「えぇ!?」

真彩  「何だ、知らなかったのかい?ああ、そういや本編ではカットされてたっけ、この話は。アタシゃ三黒須を卒業と同時に、さっさとこのガキの父親と駆け落ち同然で結婚しちまってな。小娘とは親戚とはいえ遠縁なんだが、静野の本家……小娘の父親が激怒してな。一族から追放扱い受けてんだヨ。だから本当は小娘とは何度か会った事がアンだヨ。つっても小娘が赤ん坊の頃だから知らなくて当然だがな!」

翼   「……ほ、本当に何て豪快な人なんだ……って、あれ?」

理瀞  「……なんか、どこかで聞いたような話の流れですわ。確か、『氷の女王』も、将来を嘱望されながらもあっさり蹴って、一般人と結婚してしまったと聞きます」

真彩  「…………(ニタリ)」

翼&理瀞「ま、まさかっ!?」

慶志朗 「ん?どうしたの、二人とも?随分驚いているみたいだけど……?」

真彩  「なんでもねぇヨ。ま、その辺は別に本筋には関係ない話だしな。ま、機会があればどこかで、アタシとあの人の熱く燃えるラブロマンスを語るさね」

翼   「……本当に……こんなアバウトな人をメインヒロインにする気だったのか、この作者は……?」

理瀞  「……無謀も良い所ですわ。幾らビジュアル的には問題無いとはいえ……」

慶志朗 「えーと……後が怖いからあんまりコメントしたくないんだけれど……作者のメモによれば、初期プロットを知人に試読してもらったらしんだけれど……」

翼&理瀞「もらったんだけれど?」

慶志朗 「その知人曰く、『性格はともかく、ヒロインが身内でしかもBBAってどうよ?』というコメントをいただいたらしいよ」

翼   「……(確かに)」

理瀞  「……(至極正論ですわ)」

真彩  「……(ブチッ!!)」

翼&理瀞「……ぇ!?」

真彩  「誰がババァだって、ああん!?ブッ殺されてぇのかクソガキどもぉぉぉっ!」

慶志朗 「ヒィィィィッ!?ぼぼぼぼぼ僕じゃないよ言ったのは!その知人さんだって!」

翼   「ぼ、僕は何も言ってないでしょ!?」

理瀞  「そ、そうです!私達は無実です!」

真彩  「大体、アタシは実年齢こそ38だ!だがな、能力が使えなくなる代わりに、新陳代謝を凍結してんだヨ!だから肉体年齢も肌年齢も内臓年齢も、18ん時から止まってんだゴルァァァァァッ!」

翼   「わ、解った、解りましたから、暴れないでよ、おか……お姉さん!って……ちょっと待った!!18歳で固定しているだって?」

真彩  「ったりめえよ!だからアタシャまだピッチピチの、10代後半と同じなんだよ!」

翼&理瀞「…………」

真彩  「あん?何だ小娘ドモ、その目は?羨ましいか?」

翼   「18歳でコレだったって……幾らなんでも発育しすぎじゃない?(コソコソ」

理瀞  「どう見ても20代半ばですもの……成程、年齢固定する訳ですわ。10代でこれですもの、実際に年齢を重ねていたら、おそらく今頃……(ヒソヒソ)」

慶志朗 「え?母さんって18の時からそんなに老けて……ぐほぁっ!?」

真彩  「もうイッペンぬかしてみろクソガキ。次は殴るぞ?」

翼   「それは言っちゃだめでしょう慶志朗君!?素直すぎるよ幾らなんでも!」

理瀞  「と言うか、きっちりレバーにコークスクリューブロー叩きこんでましたよ、今……」

慶志朗 「グホッ……ゲホッ……か、母さん……何度も言うけれど、急所攻撃は洒落にならないからやめてって何時も言ってるじゃん……後既に殴ってるんだけど……」

真彩  「ウルセェ知るかクソボケ!母親様に向かって舐めた口叩くんじゃねえョ!」

慶志朗 「ヒィィィィィィィィッ!ゴゴゴゴゴゴゴメンナサイ!(ガクブル)」

翼   「ま、まぁまぁ、落ち着いてよお母さん」

真彩  「……誰がお母さんだコラ。アタシゃテメエみてえな男だか女だか分からねえガキ産んだ覚えねえヨ」

理瀞  「そうですわ!何をチャッカリとアピールしているのです!?お母様と呼んで良いのは私だけですわ!」

真彩  「……テメエみてえな腹黒小娘にも呼ばれる筋合いはネエだけどヨ」

翼   「まぁ、その辺は次回の第二話で、お母さんと呼べる関係になる予定なんで」

真彩  「いいえ。次回のお話では私と慶志朗様との関係が深くなる予定ですから、やはりお母さまと呼んで良いのは私の方ですわ」

慶志朗 「痛てててて……あ、第2話は今の所ないよ」

真彩  「ああ、続編の予定はネェから、テメエ等がウチのガキとそれ以上仲良くなる事はねえヨ、残念だけどな」

翼&理瀞 「………は?」

翼    「ま、またまた……冗談が上手いな、この親子」

理瀞   「ま、全くですわ、オホホホホホホオホホホ」

慶志朗  「いや、冗談じゃなくて」

翼&理瀞 「…………本当に?」

真彩   「こんな所で嘘ついてどうすんだヨ(ブフーーーーーーーッ)」

翼    「ちょ、ま、まった!嘘だろう!?あんな如何にも続きがあります、的な終わり方しているのに、無いとかありえないだろう!?」

理瀞   「そ、そうですわ!学年3位といいつつ殆ど活躍しなかった私が、次こそ活躍するのが話の筋ではありませんの!?」

慶志朗  「いや、本当に無いから。元々このお話、入学式から夏休み前までの期間に起こる予定の話だったんだよ。ページ数でいうと500ページ分位」

翼&理瀞 「………………はい?」

慶志朗  「だけど当然そんなアホな量の投稿作品なんてどこも募集してないから。なのでこの作者、大幅に話を削りまくったらしいよ」

翼    「…………なんだって?」

慶志朗  「つまり、このお話は『本編に入る前』の序章的な所までのお話だったりするらしいよ。でも、単純に話を短くしただけじゃツジツマが合わなくなるから、投稿に合わせて大幅にストーリー変更したらしいよ」

真彩   「そらそうだわな。どう考えたって500ページ超を130ページに収めらんねえからヨ。ストーリーや複線、登場人物をバッサリとカットしてようやく収めた

     らしいからヨ」

慶志朗  「そうそう、だから僕の装備や罠の類は大分削られてるんだよ」

翼    「え、そうなの?あれで!?」

真彩   「ったりめえだろ。仮にも『焔』を名乗る一族の武器がただの忍者刀と苦無だけな訳がねえだろ。別名『原始的四次元ポケット』と呼ばれる焔の装備の多さをナメんじゃねえヨ」

慶志朗  「あ、そういえば僕の愛刀も出てきてなかったね」

理瀞   「あ、愛刀?あの忍者刀以外に、ですか!?」

真彩   「おうよ!……ま、ホントはこのガキの愛刀じゃなくてアタシのスイートハニーが愛用していたヤツをガキ用に改修したヤツだけどな!」

翼    「スーイトって…ま、まぁそれは兎も角、そんな物があったんだね」

慶志朗  「うん。炎帝火産霊之剣、通称ほむほむ刀って言う…………」

真彩   「エンテイホムスビだ、焔を象徴する有難い御神刀に変な名前付けんなや、クソガキ!!(ゴスッ)」

慶志朗 「メギャシ!」

翼   「……また曰くありげな名前の剣を……」

理瀞  「しかも御神刀って……いかにも裏設定満載です、って名前ですわね……」

真彩  「ん?ああ、まぁな。実は帆村って一族は『超人』とはちょいと因縁のある家系、って設定が元々あったんだヨ。でもそこんところを載せちまうと、どうやっても200ページ越えちまうらしいんだな、これが!」

慶志朗 「いつつつつっ…………うん、そうらしいね。しかも本当は僕の中学時代の同級生もこの学校に居た、って設定で作られた話だし。猶更話の辻褄が合わなくて、今回使わなかった部分を二話目にもって来るのは無理みたいよ?」

翼&理瀞「……はい?」

真彩  「ああ、あの苦労人の嬢ちゃんか!そういや編入組の方でチョコっと出てたっけな!そういやあの嬢ちゃん、中学時代に何かテメエといい感じだったよな?」

翼   「……………お嬢ちゃん?」

理瀞  「………………いい感じ?」

慶志朗 「ちょっ!か、母さん!?そそそそそそ、そんな事は無いから!だだだだだ、大体僕は中学時代は空気君って呼ばれてたのにそんな感じになる訳ないじゃん!」

真彩  「ああ、そういやそうだったな。テメエはあの嬢ちゃんの妹の方に好かれてたっけな!確かあれだ、将来結婚の約束してたんだったよな?」

慶志朗 「ぶほぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?か、母さん!?何で今そんな古い話を?だ、大体アレはそんなんじゃない事位母さんだって知ってるでしょ!!」

真彩  「何でって……そりゃ面白い事になりそうだからに決まってんだろ(スパーッ)」

慶志朗 「うわ、最悪だこの人……って……(ゾクリ)おおう、何か悪寒が……」

翼君  「慶志朗君……何か面白い話が聞こえて来たんだけれどもね……」

慶志朗 「ちちちちちち違うよ!?翼君が考えている様な関係では決してないからね!?」

理瀞  「しかも婚約なされているとか。是非とも詳しいお話をお聞きしたいですわ」

慶志朗 「だだだだだだから!アレは彼女の妹(当時5歳)がががが言った事だから!そそそそそそそういうのって子供がよく言うお約束じゃない!!」

翼   「………………ほう『彼女』と来たか…………フフフフフ」

理瀞  「編入組と言う事は、私達も顔を知っている、と言う事ですね、ホホホホホ」

慶志朗 「………………………」

翼   「これは是非とも詳しい話を聞かなければいけなくなったかな?」

理瀞  「ええ、是非ともそのお方のお名前を伺わなければならなくなりましたわ」

翼&理瀞「さぁ、詳しい話を聞かせてもら『おうか!』『いますわ!』」

翼   「………………………あれ?慶志朗君?」

理瀞  「………………………慶志朗様?お姿が………?」

真彩  「ん?クソガキなら向うへさっさと逃げてったゾ?」

翼   「え?あ、本当だ……ってうわ早っ!もうあんな所まで走っている!?」

理瀞  「ほんの数秒までここに居たのに!?って、以前よりも早くなってません!?」

翼   「流石慶志朗君……しかし僕も学年一位と呼ばれた超人だよ」

理瀞  「流石あの方の血を引くだけはありますわね。しかし私とて伊達に黒百合姫と呼ばれている訳ではありませんのよ」

翼&理瀞「逃げられると思わないで『ほしいな』『いただきたいですわ』!(シュバッ!!)」



真彩  「……やれやれ、賑やかなこって。しかしあのガキが女に追いかけられる所を見られる日が来るとはねえ……つうか、メインキャラが揃いも揃って居なくなってどうすんだヨ……」

真彩  「まぁ良いか。アタシゃメインキャラじゃねえけど、この場合はアタシが締めるしかねえだろうね(プハーーーーーッ)」

真彩  「つー訳で。ウチのガキんちょと小娘とのドタバタ青春ラブコメモドキの異能バトルっぽいお話はこれにて一先ず終了さね」

    「ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ勝手に変な話にしないでぇぇぇぇぇええっ!」

慶志朗 「ゼェゼェ………」

真彩  「おや、けえって来たかクソガキ」

慶志朗 「とととと兎に角!『僕』が主人公のお話、K-46はこれでお終いです。長いお話にお付き合いいただきましてありがとうございました……ってうひょ~~~~~~っ、白銀と黒塵全開でおってきたぁぁぁぁっ!!(脱兎)」

翼   「待ちたまえ、慶志朗君!!………と、ゴホンっ『僕が主人公』で慶志朗君とのラブラブ学園コメディ、お楽しみいただけましたでしょう……ムグッ!?」

理瀞  「何をサラリと大嘘をぶっコンでらっしゃるのですか!これは『私が主人公』で慶志朗様との運命の出会い(バトル付き)の純愛物語です!皆様ここまでお付き合いいただきまして感激しておりますわ」

真彩  「……全然話が進まねえな……おい小娘共、良いのか?あのガキ本気で逃げ出してんだけどヨ。私でも一度見失うと簡単に見つけらんねえゾ?」

翼   「ハッ!?そ、そうだった……逃がさないぞ慶志朗君!(バシューーーーッ)」

理瀞  「そ、そうでしたわ!お待ちください、慶志朗様!(ブブブブブブ~ン)」

真彩  「……ったく、結局アタシが締めんのかヨ……ま、いいや……それじゃあ最後位ビッと決めましょうかね!」

真彩  「皆様、この様な良く分からないお話にお付き合いいただき誠にありがとうございました。今一良く分からないお話ではありますが、皆様に楽しく読んでいただけたのでしたら幸いです。ついでにこの様な後書きモドキも最後まで読んでいただける事は有難い限りです。続きは今の所無いようですが、いずれどこかで再びお目に書かれる機会がありましたら、ウチの不肖の息子共々よろしくお願いします。それでは、これにて本当に終わりです。またお目に書かれる日までしばしのお別れを(ペコリ)」

  


 

                終



と、いう訳で慶志朗君の物語はオマケも含めてこれにて終了です。

一日2話ずつと決めて投稿しましたが、読み切りの原稿とはいえ

この様な形で掲載すると中々のボリュームがありますね(汗)


兎も角、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この話を読んで少しでも楽しい気分になっていただけたらそれが

私にとって一番うれしいです。

それでは皆様、拙い文章にお付き合いありがとうございました。

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