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2013年9月

2013年9月

わたしには恋人ができました。

結婚式風に申し上げますと、「友人が開いてくれたお食事会」で出会ったW氏でした。

御察しのことかとは思いますが、若者が男女同じ比率でよく週末に行われている出会いを求める飲み会のことです。

W氏はとてもお酒が弱く、3軒目で限界をむかえ、その際にわたしが介抱したことが始まりでした。

6月に出会い、その後何度か2人で食事などに行き、親睦を深めてからの交際でした。

この頃のわたしに違和感はありませんでした。

優しく紳士的で、面白い人だと思っていました。

会うといつも笑わせてくれ、一人暮らしをしていたわたしの家まで、夜遅くなるとタクシーで送ってくれるような人でした。

ただ、最初の頃から食事のマナーや、好き嫌いの多さは少し気になりました。

しかしこの時のわたしは、これから治っていくだろう、また、わたしが治していけるだろうと、浅はかな考えを持っていました。

当時、25歳でした。

食事のマナーなどに関しては、肘をついて食べることや、歯並びがとても悪いせいか、常に口が少し歪んでいて、左の口元に食べカスが付着していること、話をしながら食べもせずにお箸で食べ物を掴んでずっと持っていること(汁やタレなどがついているものは、ずっと持っているので机に落ちてしまい、机が汚れてしまいます)など。

好き嫌いの件に関しては、サーモン、チーズ、バター、ホワイトソース、アボカド、トマト、などでしたので、フレンチやイタリアン、洋食はほぼ食べに行くことはありませんでした。

好き嫌いは、自分は悪くないし、相手が自分に合わせれば良いから自分はこのままで問題ない!という考えのようでした。

上記の件で若かったわたしは、料理にはある程度の自信がありましたし、もうW氏も30歳なので人の意見を取り入れながら治していってくれるであろうと考えていました。

この頃は、紳士的で優しく面白い人だと思っていたからです。

今考えれば、これが全てもの間違いの発端だと思います。

そもそも、好き嫌いが悪いのではなく、好き嫌いしている自分は全く悪くない、他人が自分に合わせれば良い、という考え方であるという時点で無理だったのです。

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