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プロローグ

2016.2.18

肌が痛いほど寒いはずのこの日、わたしは空調が完備されている総合病院内の分娩室におりましたので、寒さが肌に突き刺さることはありませんでした。

快適な温度。聞こえる新生児の泣き声。

妊婦さんがいきむ声。

誕生の瞬間の周りの方達の歓声ーーー。

そんな中、わたしはまだまだ大きくなっていないお腹を抱えて、陣痛促進剤の効果でだんだん時間と共に酷くなっていく痛みに耐えながら、分娩台で身体を丸めていました。

色々な想いを抱えながら。


この日の夕刻までわたしは母親でした。

自分以外のどんな方に何を言われようと、わたしは最後まで自分の子供のことだけを考えて行動した、母親でしたーーーー。

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