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句集 朝チュンを近頃聞かぬ  作者: 天野幸道


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日脚伸ぶ

日脚伸ぶ今日は五センチ縁側に


  2025抒情文芸夏季号俳句入選


古い家に住んでいると、日本の家は季節の移り変わりが縁に差す日の長さで分かります。縁側のここまで来たら、もう秋だとか何気ないことに日本を感じたりします。それを句にいたしました。

 夏は縁側の半分くらいまでしか日は差し込みません。簾を下げれば涼しく感じます。これが冬になると正午には部屋の奥まで陽が入り込みます。縁側のガラス戸を閉めていると、晴れの昼間は暖房が要らないくらいにあたたかいです。

 秋になるとだんだん縁側から部屋の奥まで陽が入り込みます、それを句にしたものです。



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