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句集 朝チュンを近頃聞かぬ  作者: 天野幸道


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空飛ぶくじら

巣ごもりは空飛ぶくじらになっている


  2021年抒情文芸春季号入選 選者 坪内稔典


 空飛ぶくじら、昔その名前のバンドもありました。山上たつひこの漫画にはある日、東京の空に空飛ぶくじらが現れ人々が驚いて見上げている場面がありました。この俳句とは直接関係ありません。

 この句を作ったのはコロナが収まり始めた頃、句会で作った句です。評判が良かったので雑誌にも投稿したら入選しました。

 ありえない空飛ぶくじらの姿、家から空を眺めたら雲からくじらを連想したのです。私の句は川柳に近いと言われます、いわゆる古典的川柳の流れをくむ現代川柳です。サラリーマン川柳ではありません。季語にあまり関係なく、心情を吐露するものです。その方が自分の表現にあっているのでしょう。選者の坪内先生もどこかおかしみのある句を書かれています。











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