チュートリアル2
「はわわわ、すみません!幽霊なのに装備できるわけがありませんでしたよね」
「申し訳ないのですが魔力でこれを動かす練習をしてくれませんか?」
……待って、待って待って。
幽霊なのに装備できるわけが?
魔力で動かす練習?
「す、すみません。いまいち状況が飲み込めないんだけど……」
「ええっと、フロンドさんは浮遊霊なので装備品は装備できないんです。事前に知らされていたのにお教えすることが遅くなってすみまs「装備品が装備できない?!」
「は、はい。残念ながら物体に触ることができないので……で、でもその代わり物理攻撃は効かないのですよその体!」
物体に触ることができない?!
「ま、まさか鍛冶スキル持ってるのに槌が持てなくて意味がなくなるってことはないよね?」
「……」
「……おいちょ、なんで目そらすの」
目をそらされ、まさかと頭に最悪の事態が浮かぶ。
「だ、大丈夫ですって。魔力で槌を操作すればいいのですから」
はっ?!そうか魔力で動かして仕舞えばいいのか!
とでも思うと思ったか?
「あっ、でもかなり動かすの難しいって聞いたことがあるのでできないかも?……えへへ?」
「かわいらしく首かしげられても困るんですけど!もし動かせれなかったら何もできないじゃん!……ん?当初の予定ではお昼寝するつもりだったし何もしないでいるのも……アリかも?」
「えええええ!!それは困ります!いろいろ規定に引っかかって言えないですけど、こちらとしてはすごく困ります!」
とは言われても……
「いつできるようになるかわからないなら今ここで最善を選ぶべき!……なので私は草原でおひr「特別なスキル渡すので何もしないのはやめてください!お昼寝なんてもってのほかです」
特別なスキル?
「なあに?それ」
「【魔力操作】っていうスキルなんですが。持っていると、スキルなしの状態で魔力を動かすよりも格段に動かしやすくなるのです」
ほうほう
「なのでこれを差し上げるので、何もしないというのはとっっっても困るのでやめてください。もちろん無理強いはしませんが、できることならレベルを上げたりして欲しいです」
ほほう?困るとな?ならばどれほど能力を吸いとれるかやってみるか
「あの、動かせる動かせないはMP×INT÷2なんですよね?私、MP強化しかもってないので、もしかしたら槌持てないかもな〜」チラッチラッ
「ええっ、そうなんですか?いやでもそうかもしれません……。で、でもあげるのは……うーんうーん」
「INT強化もらえたら、槌持てるかもな〜」チラッチラッ
「うぐっ……仕方ありません」
はぁ、とため息をつきながら【INT強化】を私にくれると言ってくれた。
「ありがとう!」
「……今回だけですからね!!」
……どうかな、それは確約できないや




