第31話 狂気のトイレです。
トイレ、それは心のよりどころ。
トイレ、それはサラリーマンの憩いの場。
トイレ、されはサラリーマンの逃げ場。
トイレ、それは世のお父さんの部屋。
トイレ、それは世のお父さんの逃げ場・・・・・・。
落ち着かない屋敷での俺の逃げ場だったはずなのに・・・・・・。
狂気のトイレだ。
しかも、このトイレの開発者は記憶をなくす前の俺が、モンスターと機械を融合して作ったという。
【ウォータースライムナメナメ洗浄機能付き】
外見は平成時代にあった普通の洋式トイレ。
しかし、蓋を開けると、スライムが待機している。
機械と融合したスライム。
単純に言えば、洗浄機能がスライムの舌だ。
大をすると、スライムはそれを呑込み、舌で穴を綺麗にしてくれる。
紙も必要なく、そのスライムから排出それる物は無臭のペレット状として排出され、暖炉で燃やすことが出来る。
なぜにこのような物を作ったかと過去の俺に問いたい。
だが、答えは単純で、アリエッタが言うには冒険中野糞・・・・・・外でトイレをするのが嫌な俺が、馬車に備え付けるために開発したという。
・・・・・・合理的。
いや、スライムの舌は衛生的でないだろと、思ったが、口に格納されると除菌され綺麗になるからこそ、機能的な素晴らしいトイレだと言う。
・・・・・・尻をニュルっと舐められるとゾクゾクする。
俺は尻性癖の趣味はないのにゾクゾク・・・・・・。
時に、前が反応してしまうと、トイレはそれを完治しバキュームレロレロ機能が・・・・・・。
これは素直に気持ちよかった。
って、駄目だろこのトイレ・・・・・・。
落ち着いたら普通のウォシュレットにしよう・・・・・・かな?
バキュームレロレロ機能は捨てがたい・・・・・・。




