↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
10/10

ep.10 謎は続くよどこまでも

◇◇◇ 

――我ながら、食い意地が張ってるな。


「デュッカート伯爵、にやにやしてどうしたの?」


「なんでもないよ。アラレア公爵。それより、ここのレストランの料理は美味いな。また食いに来よう」


◇◇◇ 

 自邸に帰ると、私は父上の部屋を訪ねた。


「ただいま……。って、父上!? 何してるんですか?」


 扉を開けると、部屋は紫色の煙でもわもわだった。


 ファブト――父上は愉快そうに笑った。


「おかえり。ヌレンナ! 遠隔呪殺の実験をしてたんだよ」


「実験?」


「そうそう。呪殺するときは、対面で長い詠唱しなきゃいけないでしょ? そのせいで、精霊王のとこにも乗り込むはめになったし……。遠隔呪殺できたら便利だなって」


「たく。あいかわらずとんでもない奴だ」


「それでさ、ついに完成したんだよね!」


「完成……!? 遠隔呪殺が!?」


 ファブトは蛇のような笑みを浮かべた。


「うん。これで邪魔者は消せるよ。ますますデュッカートは安泰。最近、デュッカートは倫理に反するとかなんとか言ってきた生意気な侯爵がいたじゃん? 俺が消すよ」


「待て待て! 倫理観なさすぎだ! そいつは私がどうにかするから安心しろ! まったく……。私の周りはぶっ飛んだ奴ばっかりだ!」


「……それ、ヌレンナが言っちゃうか?」


「私はまともだ!」


――さて……。呪術を使わないで、どうやって侯爵を黙らせようかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。