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 おれのスーツ姿にキュンキュンしてくれた

 穂乃果ちゃん。

 

 実は、オレもネクタイを引っ張られキスさ

 れた時は、ドッキドキのキュンキュンだっ

 たのだ。

 

 はぁ。

 穂乃果ちゃんやっぱりかわいい♡

 

 家に帰り湯船に浸かりながらそんなことを

 考えていた空。

 

 そして穂乃果ちゃんも、

 あぁ、空先生がどんどん大人な素敵な男性

 になっていくじゃありませんか♡

 と思っていたのでありました。

 

 あ、ところでオレってそろそろ住むところ

 探した方がよくね⁉︎

 ん⁈

 まだ早い⁇

 ってか、みんなどれくらい前から物件探し

 ってするんだろうか…。

 

 小人たちよ。どこに住みたい?

 なんて聞いたところでどうせオレの脳内に

 いるんだからどこでもいいって言うに決ま

 っている。

 

 それな‼︎と小人たちは、言った。

 

 …うん。

 だよなー…。

 

 一年後は、穂乃果ちゃんも一緒に住むんだ

 し二人で決めよっと。

 

 あぁ、一人暮らしも夢だったけど同棲なん

 て夢のまた夢だと思ってたのに、なんか現

 実になりつつあるんだよなぁ。

 

 最高っす。

 

 …ところでさっきからさ、外でジージー虫

 のこえうるさいんだよなー…。

 

 ジージー鳴く声…

 風鈴の音にかえてもらえませんか?

 なんて言ってもそれは、無理な話だ。

 

 明日も早いから寝よっと。

 

 グーグー。

 

 オレは布団に入ると五分以内に寝てしまう。

 

 

 

 あれ?

 穂乃果ちゃん。

 

「おーい、穂乃果ちゃーん」

「あ、空先生。ちょうどいいところでお会い

 しましたわね。さぁ、こちらどうぞ」

 穂乃果ちゃんに渡されたもの…。

 

 クッキーの空箱…。

 

「え?空箱じゃん。」

「はい。見た目は空箱ですの。しかし、こち

 らの箱にはわたしが一番なりたいものが入

 っておりますのよ」

 ニコッ。

 

 …あ、たしか付き合い始めのころ穂乃果ち

 ゃん一番なりたいもの…

 とりあえずそれはクッキーの空箱に置いて

 おきましょうって言ってたっけ。

 

「穂乃果ちゃんの一番なりたいものって?」

「ふふふ、なんだと思います?」

「えー、二番目が先生でしょ。一番目…なん

 だろう…」

「答えは、ですね。答えは…ニャーン」

 ⁇

「えっ⁉︎ニャーン⁇猫⁈」

「ニャーン」

 猫って…。

 

 

 …  …  …

 

 ん?

 

 …あ。

 

 夢か。

 

 目を覚ますとニャタロウのドアップが目の

 前に…。

 

 びっくりしたわー…

 

「ほら、布団入りな」

 ニャタロウは、布団に入りたかったようだ。

 

 …さっきの夢って、夢だけどクッキーの箱

 に穂乃果ちゃんほんとにだいぶ前に、

「一番の夢…それは、とりあえずクッキーの

 空箱に置いておきましょう」

 って言ってたよなー…。

 

 一番の夢って…

 穂乃果ちゃんの一番の夢…

 …うーん

 

 …

 

 

「穂乃果ちゃん。一番の夢ってさ…何?教え

 てよ」

「ふふ、なんだと思います?」

「えと…」

「ニャ〜」

「えっ、ニャ〜?」

 また猫なわけ⁉︎

 ほんとに猫に⁉︎

 

 …

 

 

 …あ、オレ今速攻で寝てた。

 

 ってか、今度はにゃんきちのドアップ…

 

 今日は、やたらと猫にモテる日だな…。

 

 

 

 オレはあくびをしながら思った。

 

 修ならなんか知ってるかなって。

 

 なので後で穂乃果ちゃんの一番の夢教えて

 もらおっかなと思っていた。

 

 

 オレに叶えられる夢だといいな…。

 

 夢を見ながら人の夢を考える。

 

 なんともややこしい空なのでありました。

 

 

 続く。

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