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デデデ、デート⁈

 家に帰り早速デートプランを考える。

 …さっきからデートデートって言ってるけ

 ど付き合ってるわけじゃないんだよな…。

 

 オレは穂乃果ちゃんがす、すきだ。

 でも穂乃果ちゃんは、オレを知りたいって

 だけなんだよな…

 

 オレを知れば知るほどへんな奴って思われ

 るんじゃ…。

 

 うーむ…。

 とりあえずオレはオレだから悩んでも仕方

 ない!

 

 …で、どこ行こう。

 って思って…

 悩んで悩むこと五分。

 

 

 ‼︎動物園にしよっと。

 そういえば穂乃果ちゃんの兄である修が言

 ってたっけ。

 穂乃果は、動物が大好きだって。

 だから階段にたくさんの動物の置物やぬい

 ぐるみたちが並んでいるのであった。

 

 当日

 

「空先生、おはようございます」

 丁寧にお辞儀する穂乃果ちゃん。

「あぁ、おはよう」

 オレも丁寧にお辞儀した。

 ってか、穂乃果ちゃんかわい〜。

 髪型もいつもと違ってくるくるしててかわ

 いいなぁ。

 

 ついつい見惚れてしまった。

 

「先生、今日はどちらに?」

「あー、動物園とかどう?」

「え、アニマルさん祭りですね!よろこんで

 です」

「そっか、ならよかった!じゃ行こう」

「はいです!」

 

 

 

 動物園入り口。

 

 入り口にきただけなのに穂乃果ちゃんは、

 おめめキラキラ〜ポワーン状態だ。

 

 ほんとに動物好きなんだな…。

 

 まず入り口を入るとゾウがいた。

 

「うわぁ〜、ゾウさんの足っていつみても立

 派な柱みたいですね〜」

「柱?…まぁ、たしかに」

 普通鼻が長いとかじゃん⁈

 ま、いいか。

 

 そして次にキリンをみた。

「首なげー」

「えぇ、ほんとです。つい滑り台を連想して

 しまいますね」

「…滑り台か。たしかに…」

 うん。なるほど…

 

 少し行くと触れ合いコーナーがあった。

 うさぎさんと触れ合える。

「穂乃果ちゃん、うさぎ抱っこできるみたい

 だけど参加する?」

「えぇ〜、うさぎさんもふもふしたいです」

 またおめめキラキラだ。

「じゃ行こう」

「はぁーい。」

 

 順番に並んでうさぎさんを待つ。

 …うさぎ、オレ見て逃げたりしないかな。

 オレがうさぎなら穂乃果ちゃんにナデナデ

 してもらいたいもんだ。

 

「はい。では、こちらに座ってください」

 飼育員さんに言われるままストンと座った。

 

 順番に膝に乗せられていくうさぎたち。

 そしてついにオレの膝にもうさぎ…

 

 とりあえず背中をナデナデ。

 一瞬うさぎがビクッてなったけど優しくナ

 デナデしていたら大人しくなった。

 うわー、ふわふわだしもふもふであったけ

 ー。

 かわいい…。

 不意に穂乃果ちゃんをみると…

 うさぎさんと戯れていてものすごくかわい

 いじゃないか‼︎

 

 穂乃果ちゃんに見惚れていたら穂乃果ちゃ

 んがこっちを見ながら

「かわいいですね!」

 って言ってきた。

 だからオレは思わず

「うん!穂乃果ちゃんすっごくかわいいよ」

 なんて言ってしまった…。

 …間違いじゃない。

 しかし、しかしなんでそんなことをオレは

 サラッと言ってるんだー‼︎

 恥ずかしいー‼︎

 

 慌てて今のは聞こえてなかったと自分に思

 いこませてうさぎをナデナデ。

 

 すると穂乃果ちゃん。

「あ…ありがとうです」

 って恥ずかしそうに髪を耳にかけた。

 

 うわー。

 照れてる穂乃果ちゃんもすっごくかわいい

 んですけどー‼︎

 

 つい突拍子もないことを口走ってしまった

 ので気を取り直してトイレに行くことにし

 た。

 そしてお土産屋さんでとあるものを購入し

 た。

 

「お待たせ!穂乃果ちゃん」

「あっ、これはこれは空先生。なんたる偶然

 です」

 …偶然って。

 あたかも別々に来たかのような発言。

 

 

「じゃ、行こっか」

「はい。お供します」

 

 …うん。


「ルティーシャ、魔法の野草はどこですの」

「誰?」

「あら、お忘れですの?」

「うん…ってかオレ、トイレ行ってきただけ

 で別に転生してないからさ」

「あらま、残念…」

「うん。残念でもないかもよ?だってほら、

 あそこにむらさきの素敵な野草が」

「あれは、お目当ての野草じゃありませんわ。

 ルティーシャ」

 ばっさり切られた…

 

 って事で気を取り直して野鳥コーナー

 

 沢山の鳥たちがバサバサピーピーしている。

 

「みてください!あの鳥さん」

「うわー、綺麗な色。しかもしっぽ長ー」

「フフン。ですわ。見事なスキルを手に入れ

 たもんです」

 …まだその遊び続いてた。

 

 そして楽しい動物園ともおさらばの時間。

 

 おうちまで穂乃果ちゃんを送りあるものを

 プレゼントした。

 いつも勉強を頑張っているご褒美が消しか

 すじゃかわいそうだし。

 

「はい、これあげる」

「わーい。です。もしかしてこれは、お昼の

 ゴミでしょうか?」

 …誰がお昼のゴミをお土産にするんだ。

 丁寧にラッピングまでして…

 しかもわーいって喜ぶって…どういう事…

 

「それ、いつも勉強頑張ってるご褒美ね」

「えっ…あんなにいつも消しかすいただいた

 のに、まだくださるなんて…空先生、腹出

 すぎです。」


 …太っ腹の間違いだろう。

 うん。でも一応帰ったら腹筋しようと思う

 空なのでありました。

 

 続く。

 

 

 

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