生徒
穂乃果ちゃんとのしばらくの間、同じ職場。
あー、穂乃果先生。
かわいいなぁ。
オレは少し離れたところから穂乃果ちゃん
をみてうっとりとしていた。
「あ、空先生!彼女いるのに穂乃果さんのこ
と見惚れてたでしょー」
と、他の先生に言われた。
「あ、えっとー、あははは」
と笑ってごまかすオレ。
彼女ですって言えたらなー…。
自慢の彼女。
ハイハイ!
料理上手なんですよ。
そしてなんと、
優しくて明るくて素敵な女性なんです。
と、聞かれてもないのに一人脳内でインタ
ビューを受けている空。
…
あ、チャイムだ。
穂乃果ちゃんは、癖村先生と三年生の教室
へと向かった。
オレも授業行かないと。
そして授業が終わり職員室に戻ろうとして
いたら、一人の生徒に
「せーんせい!」
と呼び止められた。
「おう、どうした?」
「あのー、授業でわからないところがあった
ので休み時間職員室に行ってもいいですか
?」
と聞かれた。
「あー、全然構わないよ」
「じゃ、また♡」
と言われた。
…あの生徒は結構成績がいいのだが最近よ
く勉強を教えてくださいとくるのだ。
休み時間
「空先生♡」
と生徒がやってきた。
「あー、わからないところはどこ?」
「ここです。」
「あ、これね。これはここがこうだからー、
こうなるんだよ」
「あー、さすが空先生です。わかりやすいで
す。ありがとうございます♡」
「他は大丈夫?」
「はい、今日は大丈夫です。じゃまた来ます
♡」
と言い生徒は教室に戻って行った。
空は、今の勉強を教えていたところを穂乃
果ちゃんがジーっとみていたことに気づい
ていなかった。
放課後
穂乃果ちゃんと一緒に資料作りのため二人
でコピー室にいた。
「じゃ、穂乃果ちゃんはオレにコピーできた
やつ渡して。」
「はいです」
ガコーン
ウイーン
たくさんの用紙がコピーされてでてきた。
「わー、今のコピー機さんすごいでねー」
「だよね。コピー機も進化してるよねー」
「はいですねー。すごいですー」
とコピー機に関心していた。
すると、
「空先生みーつけた‼︎」
と昼間勉強を教えた生徒がやってきた。
「おー、どうした?」
「ん?先生にバイバイって言いにきたの♡」
「あー、そうか。それはわざわざありがとう
じゃ、気をつけ帰りなさい」
「はーい♡じゃまた明日♡」
「はい、また明日」
と言い生徒は帰った。
すると穂乃果ちゃんが
「あの子は、ライバルです」
と言った。
「えっ?」
「空先生を狙っております」
「狙うって…、そんな大丈夫だよ。生徒に手
を出すなんてありえないよ」
「あら、でも空先生…家庭教師していた時…
生徒のわたしとお付き合いしておりません
でした?」
「あー、それはなー…よわったな…」
「ふふ、いじわる言ってごめんなさい。やき
もち焼きました」
穂乃果ちゃん、かわいい〜。
「大丈夫。オレは穂乃果ちゃん一筋だよ♡」
「ありがとです♡」
オレは一瞬だけカーテンに穂乃果ちゃんと
包まりチュッとしたのでありました。
続く。




