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第44話 空中戦の嵐

 ◇


 狙われていることを知らない古貞はコンビニで買ったおにぎりを食べて休んでいた。


「朱鷺世の食い物はたけえな。早くさゆりさんを見つけねえと食費がやべえ」


 食べ終えたので捜索する。管轄外で支援がなく自分達でなんとかするしかない。

 空戦モヒカンは街に着き、飛んで陸戦モヒカン六人を倒した敵を捜す。飛行能力があるので広範囲を速く捜索できる。


「見つけた!!」


 仲間と目撃者の情報で分かっており、敵を見つけて悪い笑みを浮かべた。


「青血公に逆らったバカは死ね!!」


 空戦モヒカンの後ろから五人の空戦モヒカンが現れて六人になった。六人は降下して古貞を狙い、マシンガンを連射した。


「ん!?」


 少年は弾に気づき、姿勢を低くして速く移動し、かわしていく。領民達は弾に当たらないように急いで建物に入った。

 空戦モヒカン達は撃つのをやめて上昇し、古貞を見ている。


「陸戦モヒカンに少し似てるな」


 倒した敵に似ていて攻撃してきたので敵と判断し、刀を抜いた。

 空戦モヒカンは自分の刃物のようなモヒカンを持って飛ばした。回転せずに飛び、古貞を襲う。


「くおっ!?」


 飛んできたモヒカンに驚いてかわした。かわすとモヒカンは戻るように飛び、空戦モヒカンの頭についた。

 空戦モヒカン達は同じようにモヒカンを飛ばした。


「わっ!!」


 少年は飛んでくるモヒカンをかわし、空戦モヒカン達は飛ばし続ける。


「飛べるのは、おめえらだけじゃねえぞ!! 風足!!」


 両脚に風をまとって浮き、空戦モヒカン達がいる高さまでいった。


「な、なんだと!?」

「あいつ、飛べるのか!!」


 空まできた少年を見て驚いた。


「どりゃあ!!」


 近づいて刀を振りまわすが、飛行能力では敵達の方が上でかわしている。必殺の宝珠で凄まじい威力になっても当たらないと意味がない。


「どうした!? どうした!?」


 空戦モヒカン達は挑発して飛び、マシンガンを撃ち、モヒカンを飛ばした。


「くっ!!」


 古貞は地上の時と同じようにかわしていき、飛んでいるモヒカンがつかめそうなので片手でつかんだ。


「返せ、泥棒!!」


 モヒカンをとられた敵は慌てた。


「返してやるよ!! 風目乱ふうめらん!!」


 少年は持っているモヒカンを投げ、投げる時、手から風を出し、モヒカンを回転させた。


「なっ!?」


 自分のモヒカンを利用されたので驚き、空戦モヒカンは両断され、凄まじい威力で消滅した。

 扇いで風を出す能力を応用し、新しい攻撃にした。必殺の宝珠で凄まじい威力になっており、遠くにいるザコを一撃で仕留めることができる。


「いくぞ!!」


 仲間がやられて動揺し、飛行が乱れたので斬りかかる。二人目は両断され、体は落ちながら消滅した。

 空戦モヒカン達はマシンガンを連射し、古貞はかわしながら近づき、三人目の片足をつかむ。


「風目乱!!」


 四人目を狙い、三人目を投げた。


「くるな!!」


 回転しながら飛んでくる三人目を撃つが、止まらず四人目を両断し、二人は消しとんだ。

 マシンガンは当たらず、モヒカンは利用されてしまうので、なにもできない。


「鬼曼珠!!」


 少年は刀から炎を放ち、五人目は燃えて消滅した。


「こんなことをしたら次期天皇が黙ってないぞ!!」


 六人目は虚勢をはって逃げる。


「逃がさねえぞ!! 風目乱!!」


 古貞は刀を投げた。風で回転しており、六人目は両断されて消滅した。刀は回転しながら戻り、少年はキャッチし、敵がいなくなったので鞘にいれた。


「おれの邪魔をしやがって」


 降下し両脚の風を消して、さゆりの捜索を続行する。

 前からある能力を応用し、自分の刀やいろいろなものを投げる攻撃です。

 「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」と「非正規団員の小事件集」も連載中です。

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