70歳からの、ハーレーデビュー #1
70歳でリタイアした私は、
最初は「急にやることがなくなったな」と、一日の長い暇の持て余しを初めて経験した。
一週間ぐらいは、リタイア直後の雑用で終わってしまったけど、
暇で、急に日常生活が激変すると、胸が。。。心が。。。と言いましょうか、しだいに毎日ザワザワとして落ち着かないのですよ。暇に慣れるのに半年ぐらいかかったけど、それでもなんか変な気持ちなのです。
リタイアした人は大体、そんなものらしい。人間は動いていなければならない動物らしく、暇に慣れるのも大変です。(^^;
ボーとしていたら、ふと若いころのバイクが思い浮かんできて、そう言えば色々乗っていたけど、カミさんに怒られて止めたんだよなあ!
なんと、40年ぶりにバイクに乗ることを決意!
それからネットとかで、色々見ているうちに、トライアンフのボバーが気に入ってしまった。ユーチューブなどで見ていても埒が明かないので、本物を試乗することにした。
当日は、かなりテンション高めにトライアンフのメーカに行った。70歳だけどその時の気持ちは青年なのだ。(^O^)
そして「ボバー」を見た瞬間に「あれ~! 思ってたより、小さい!」
衝動的にネットで買わなくて良かった。。。と思った。
そんな気持ちでの試乗ですが、走ってみたら。。。何か!解りませんけど、40年ぶりに乗ったせいでしょうか?大昔のCB250に乗っているような感覚で、えっ!これで1200CCなんだと思った。昔の好きな大型バイクがあって、勝手にドカテイ900やローライダーはとてもでかいイメージがありました。
まあ1200CCもあるのに軽いし、それなりにトルクはあって、走れたけど。。。
走っていて、ビルのショーウインドーに映る己の姿に違和感を感じました。
私は180cmで86キロと、ちょっとメタボなのですが、私の勝手な思い込みで、乗っている形のイメージがありましたので、何か違うなあと思ったのです。
これじゃ。。。ダメだと思って、急に一気にバイク熱が覚めてしまい、だるくなって店を後にしたのを覚えています。
ボバーは、小柄な男性か、女の子のライダーが、一番格好いいと思う。
ある本に、ボバーは「宇宙一格好いいバイク」とあったので、勝手に余計な期待をしすぎた私が悪いのです。
やっぱり、人それぞれの体形に合った、いわゆる「様になる」ってあると思うのです。
車だと乗っていても中が見えないから好きな車だけ選べば良いけど、オートバイは一応馬(鉄馬)だから全体の見栄えは必要だと思いますね。
夢打ち砕かれて。。。それじゃ「どうするの?」と自分で、ぼそーと言って電車で落胆しながらボーっと外を見て帰ってきた。
それからも相変わらず暇なので、気を取り直してとりあえず身体に合うデカいオートバイと言ったらハーレー・ダビッドソンしか無いのかな?と思いました。
大昔は、オイル漏れは普通で、維持費やメンテが何かと大変という悪いイメージがあった。
でも、子供のころと違って、少しはお金もあるしハーレーでも見てみようと思って覗いて見たら、選べないくらいほど種類も形も凄いあるのでびっくりした。(◎_◎;)
トライアンフボバーは1台なので悩む必要がなかったけど、これでまたパソコンで見ていい感じのハーレーを探すことが大変だなあと思っていたけど、2か月ほどで候補が見つかったのでした。
おじいちゃんの私は、年金族なので当然中古車の中から気に入ったものを選ばなければなりません。
まずは走行距離です。それからタイヤ幅の大きいもの、前輪のダブルデイスク、年式、色などです。ネットで見て選ぶのはとても無理なので、便利なAIで選んでもらった。
カテゴリーを入れて検索をかけると候補が出てくるのです。ハーレーは、種類がいっぱいあっても、直ぐにピックアップ出来て、変更してもまた直ぐに表示されるので、とても便利な世の中になった。
若い頃は、本買って上野駅辺りを見に行っていたことを思い出したけど、今時は便利な世の中になった。
それで、やっぱり現物を見て、跨いでみないと解らないと思って、いくつか候補を選んで、ハーレーが1000台以上置いてある大きな倉庫に見に行った。
幾つか候補を見させてもらい、一目見て跨いで直ぐに決まった。ハーレーと言えばどこか改造してると思っていたけど、完全にノーマルだった。
エンジンがデカいので、音も良い感じだった。
直ぐに手付を置いて帰ってきた。
それから、ネットで車検とかの手続きのやり取りをして、約1か月後に納車された。ワクワクで、久しぶりのテンションが爆上がりだった。車の納車時よりも嬉しかった。
若い時のハーレーと言えば、1200CCは夢のまた夢のイメージだったけど、
重量310kg、総重量420kg、1580CCのハーレーFXDFファットボブを購入した。
車検証に、重量と総重量が書いてあるのよね。
総重量って何だと思って聞いたら、本体重量にガソリンと乗る人や荷物などを含めた、いわゆるそれが総重量になるのだ。
420kgは、馬のサラブレッドぐらいの重量だから、文字通りバイクは鉄馬なのだ。
出発時は、とりあえず近所迷惑ならないようにエンジンをかけたら速やかに家を離れます。空き地でいろいろ整えてから、気の向くままに鉄馬で風を感じています。
おしまい (^^♪




