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詩集  作者: かいばつれい
9/25

天の川の水

   「夏のカペラ」

 空梅雨の暑さに耐えかねたぼくは

 

 空を見上げた

 

 カペラ

 

 アルデバラン

 

 リゲル

 

 シリウス

 

 プロキオン

 

 ポルックス

 

 懐かしいダイヤモンドを見つけたぼくは

 

 その刹那

 

 冷たい空気をその身に受けた

 

   「真の名」

 ベガ

 

 アルタイルへ

 

 ぼくは貴方たちの本当の名を知っている

 

 ベガよ

 

 貴方は降りている鷲

 

 アルタイルよ

 

 貴方は飛翔する鷲

 

 そして貴方たちは

 

 二つの鷲星

 

 アン=ナスラーンと呼ぶ

 

 その名は

 

 砂漠で暮らす人々が名付けたものだ

 

   「天の川の水」

 夜空を流れる川を見て

 

 ぼくは思った

 

 はたして

 

 あの川の水は

 

 冷たいのだろうか

 

 これだけ暑いと

 

 ついそんなことを考えてしまう

 

 もし本当に冷たいのなら

 

 その流れに身を委ねてみたい

 

 

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