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詩集  作者: かいばつれい
20/25

立ちんぼ

 彼女たちはなぜ立つのか

 

 愛の欠如が彼女たちを立たせているのか

 

 愛がほしい

 

 記憶に留めてほしい

 

 自分を認識してほしい

 

 心の孔を埋めたい 

 

 誰かに埋めてほしい

 

 だから立つのか

 

 一人が言った

 

 お金は空虚感を紛らわすために貰う

 

 立つのはただ愛されたいだけ

 

 それが偽りの愛でも愛がほしい

 

 日々に追われ

 

 自分のことで精一杯の人々

 

 日常に翻弄され我が子を愛せなかった大人たち

 

 与えられるはずだったものを与えられなかった子どもたち

 

 愛を与えられなかった子どもが

 

 後の彼女たちになる

 

 この世界は本当に

 

 先人たちが作ろうとした未来なのか

 

 社会の繁栄が人の心を枯らすというのか

 

 彼女たちを救う術はどこにもないのか

 

 いつの日か

 

 彼女たちを照らす光が

 

 ダイオードから陽の光に変わることを

 

 切に願う

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